贔屓七海ひろきさん最後のお茶会に行ってきた
最高でしたね
何を言おうとしてもこの一言に尽きてしまう。最高でした。本当に最高でした。
残念ながら七海さんのお茶会はレポート禁止なのでこれで感想もとい今日のブログが終了してしまいそうなのですが、書ける範囲でもう少し書いてみます。
まずは私の心情的な話↓
正直、宝塚大劇場最後のお茶会で満足し尽くしてしまった感があり、大劇場の千秋楽の挨拶を聞いて「もうこれで良い!ゴール!」みたいな気持ちになりながらの東京遠征。
退団しないでーーー!!!みたいな気持ちを既に何十周も自分の中で乗り越えてしまい、比較的穏やかな心境で挑むことが出来たと思う。
最初に自慢である事を書いておきますが、配席がとんでもなく良く信じられない席だった。思わず三度見した。規模とかもちょっと書けないのでぼかした表現ばかりですけど、私如きがこんなお席をご用意していただけるなんて有り得ないと思っていたし、何なら周囲に座られた方も「嘘でしょ」「やばい」「近すぎる」みたいなお話ばかりされていて(分かるよその気持ち…)となった。逆に終了後、後ろの方に座られた方が全く見えなかったとお話されていてそうだよな…と思った。
贔屓が肉眼ではっきり見える位置にいらっしゃる事だけでももう幸せすぎるのに、何度も目の前に来ていただいて「ウワ…お顔小さい……」とあまりの供給過多で興奮の限界を通り越して結構冷静だった、と思うんですけど、詳しいお話の記憶がないのでつまりはそういうことです。
本当に、本当に幸運なことに、お茶会が終わった上での私の気持ちの面と言えば「最後だった」「素敵な人を応援できて良かった」「最後まで応援する機会に恵まれて良かった」「本当にお疲れ様でした」といったポジティブなものばかりです。
一時期はどうなるかと思ったけれど、11月の退団発表から3ヶ月。自分なりに色んなものを消化して、「辛い」「悲しい」よりも「ありがとう」と「お疲れ様でした」「幸せでした」といった感情が上回って良かったなと思ってます。
後はなんというか、自慢ですけど今回運がやたらと良かったのは本当に助かりました。運だけで何とか乗り切れたことがあまりにも多くて見通しの甘さも痛感しました。これで運が悪かったら今ごろもっと殺伐としていたと思う。神社に通いまくって良かった….(そこ?)
観劇友達がいないって本当に大変ですよ…友達作れるタイプじゃないですけどね……。
贔屓を応援するにあたり、長く応援してきた方に対する羨ましさ、というか、ある意味での劣等感みたいなものが今までなかったと言えば嘘になります。けれど、贔屓の退団が決まってから信じられなくらい良い経験ばかりさせてもらえて、そういった気持ちが浄化されたのも本当に幸運でした。
やれることはやったし、受け取れるものは全て受け取った。幸せとしか表現できないよね。
ただただ満足です。
(余談)
同日に日生劇場でミュージカル ラブ・ネバー・ダイを見に行きました。ついでに散々ブログで書いていたトムフォードのリップのエリック……は限定でどうしても購入が叶わなかったので、シャネル ルージュココ 456 エリックを購入しました。
一応説明しておくと、ラブ・ネバー・ダイはオペラ座の怪人の続編にあたる作品で、エリックはオペラ座の怪人における怪人の本名です。そういうことです。
シャネル ルージュココ 456 エリック
— ゆきな (@YZqwv0oln) 2019年2月27日
日本未発売(のはず)
トムフォードのエリックがどうしても手に入らず…オペラ座の怪人に取り憑かれたおたくなのでシャネルで買いました🌹
ルージュココが大好きな私でさえ躊躇う色…日本人に使いこなせるのか?🤔笑
でもいいの!欲しかったから!#コスメ購入品 pic.twitter.com/raXCpy6PAN
あんまり書くとこの話で1記事書こうと思ってたのにネタが無くなってしまう!笑
コスメ&舞台おたくのブログである以上、この手の記事は私が書かなければいけない…(そんな事はない)勝手な使命感があるのでまた時間がある時に書く予定です。ブログのネタが多すぎるね!
あ、あとものすごく蛇足ですけど先日の記事の話
20年以上抱えていた不調の正体は骨格の歪みだった話 - 世界で三番目に幸せ
身体を直してから初めての舞台観劇もとい遠征だったんですけど身体が全然疲れなくて無敵の気分です。毎日めちゃくちゃ明るい!凄い!元気!!!
フィルターがっつりかけてますけど一応。
そんなこんなで贔屓の退団まで一ヶ月を切りました!頑張って生きます!!!
宝塚のお茶会〜初心者向け〜
宝塚のお茶会、行きたいけれどどうしたらいいか分からない。
今日はそういった方向けのお茶会案内記事です。最初は誰だって初心者。右も左も分からない。身内や友人にファンの方がいらっしゃれば聞くこともできるけれど、それができないファンにとってお茶会の壁はとても高いと思う。私もそういった先輩ファンの方がいなかった為全て手探り。はてなブログや初心者向け記事を読んで勉強し単身お茶会に乗り込みました。
と、いうことでインターネットにお茶会初心者向けの記事が沢山あることは承知ですが、少しでも体験談が増えればいいかなと思い書くことにします。
で、なぜこのタイミングかといいますと、ヅカオタ的に濃い一週間でしたよね……としか言えない数々の発表&公演(月組退団者発表→星組ムラ楽→星組トップコンビ退団発表)をうけて
「お茶会、一回は行ってみたかったけど今更だよね。取次ぎとか分からないし、自分よりファンの方に申し訳ないし」といった意見を聞いたためです。
あ、諦めるの早くないーーーーー?!!
昨日の今日だよ?!まだ!何も!始まってないよ!!!
前提として、自分よりファンの方に申し訳ない、その気持ちはめちゃくちゃ分かります。でもね、宝塚の会関係については基本的に自分より貢献された方はきちんと優先されています。(もちろん細かい対応は会によるとは思いますけど)
皆確率が同じの抽選じゃないですから!だからとりあえずそういった事は気にしなくてもいいと思うんですよね。最初から諦めるなんてもったいないよ!確かにダメな時はダメです。だからもちろん必ず行けるとは言えませんが、申し込みをしなかったら絶対行けないんですから!
「どうしても行きたい、でもネットで調べた情報しかない。怖いし緊張する、相談できる人もいない」きっとそんな方もいらっしゃると思うんです(私がそうでした)
そういった方の背中をそっと押せればいいなと思いこの記事を書くことにします。
ちなみに偉そうなことを書いていますが私も初心者です!!!のでそのあたりはご了承ください。内容に偏りがありますし、数々のお茶会に参加しておられるお茶会マスターの方々にとっては今更何言ってるんだ?といった内容の記事です。
とりあえず「会」の存在(宝塚友の会ではないですよ!)とお茶会自体の存在はご存じであることが前提でなるべく初心者でも分かるように記事を書いてみようと思います。
- お茶会への行き方
前提としてお茶会は会員でなくても行くことができますが、親睦会等会員限定の集まりもありますので応援しておられる生徒さんがいらっしゃる場合は会に入れば間違いはないです。お茶会の案内等も自動的に届きますので。(もちろん会の運営方法は各会によるので一応確認はしてくださいね)
非会員の方が行きたいと思ったら申し込み方法は概ね3パターンになるかなと思います
- 生徒さんに「お茶会行きたいです!」とお手紙を出す
- 劇場のチケ出しをしておられるスタッフの方にお声掛けする
- 会に入っておられる方にお取次ぎしていただく
難易度が一番高いのは2かなと思いますが確実ですね。私はやったことはありませんので省略しますが、もうお茶会の日がすぐそこ!なんて場合はお手紙よりこちらの方が早くて間違いないと思います。
そもそもその生徒さんがお茶会をしておられるかどうかという問題もあります。ネットで聞くよりスタッフさんや生徒さんに聞いた方が早いし確実です。
既に難易度が高すぎる!という方の為に1です。まずは生徒さんにお手紙を出しましょう!これが一番オーソドックスかと思います。
「そもそもお手紙出したことがないんだけど、どこに送れば…」という方はまずは劇団のホームページをチェックしましょう。
スクショも載せましたが住所等変わっていると困るので発送前に必ずホームページで確認してくださいね。日程的に大劇場か東宝か微妙…と迷ったらとりあえず大劇場に送ればOKです。
「舞台のここが好きです!」とか「これからも応援しています!」等、感想も書いた上で「お茶会行きたいです」とお伝えしましょう。ちなみに会に入りたい時は「会に入りたいので案内用紙等ございましたらいただきたいです」みたいな事を書けばいいです。どちらの場合も返信用封筒や切手はなくて大丈夫です。
もちろん、会の方針やジェンヌさんの状況などは人それぞれ。必ず対応していただけるとは限りませんし、対応していただいてもお目当ての公演のお茶会に間に合わないこともあります。タイミング良く申込書をいただければラッキー、みたいな気持ちでいきましょう。
そして3、ツテがあるのであれば周りの方にお願いする。それが出来たら苦労せんわ!と思いませんか?私は思います笑
会によっては「非会員を◯人以上連れてくると会員様のみお写真プレゼント!△人以上でサインプレゼント!」みたいな特典がある為、お知り合いの会員の方がいらっしゃいましたら声をかけてもいいかもしれません。
ちなみに近年SNSでお茶会同行募集等ありますが、金銭が絡みリスクもありますので全く知らない方にお願いするのはあまりオススメはできません。(そもそもSNSでの取次募集を禁止している会もあったりしますので利用するかは全て個人の判断でどうぞ)
基本的にお茶会のお断りはあまり聞きませんが、それこそ最後のお茶会となると…といった感じですので、万が一駄目だとしても大丈夫か考えてからお取次をお願いした方が良いかと思います。
ちなみに、基本的にお茶会申込後に会より「取次ができました」等の連絡は来ません。申込書を送ったらそのまま当日会場に行ってください。めっちゃドキドキしますけど。
お断り等がある場合は数日前くらいに連絡が来ますので遠征民は一応覚悟しておいてください。当たり前ですけどお断りされても交通費やホテルのキャンセル代金請求とかしたらダメですよ!
後はお茶会は一度申し込むとキャンセル不可です。個人申込だろうと会員からのお取次だろうとルールは必ず守ってくださいね。本当に自己責任ですよ…
- お茶会に必要なもの
スタークラスのお茶会だと規模が大きいのでオペラグラスがあった方がいいかもです。後はボールペンとバインダー。テーブルがない所での書き物があったりします。お土産を入れる為にA4くらいが入る折り畳みエコバッグ的なものがあればなお良しかと。あとはお茶会の申込書のコピーなどあれば念の為持っていった方が安心かな。なくてもいいですけど。
物販は別会場の場合もあれば同会場の場合もあります。生徒さんのお写真や千社札などか買えますので現金は必須です。これまたエコバッグ等あった方が重宝します。あとは物販会場にもよりますが外で待機の場合は防寒対策等きちんとした方がいいです…
お茶会はホテルで行われる事がほとんどかと思いますが、手荷物等を預かっていただけるかはその会場によるかと思いますので遠征民は予め近くのロッカー等に荷物を置いていった方が良いです。
- 服装
めちゃくちゃ迷うよね!!!私も今迷ってます。調べても「デート服みたいな感じで…」ってそれが難しいんだわ!!!とキレます。
とりあえず、私は結婚式の二次会で着るようなきれいめのワンピースでいけば間違いないかなと思ってます。が、これまたそれぞれのお茶会の雰囲気にもよるような感じがあるので、正解が分からない…ちなみに私のご贔屓のお茶会クラスになると人が多すぎてぶっちゃけ何でもいいのでは…?みたいな気になります。
とりあえず物販等で並ぶことも多いので、ヒールで足を痛めたりする事だけはないように気をつけた方が良いです。
後はお茶会の終了時間、大体お茶会の時間は一時間くらいかと思うのですが、予定時間よりも延長してしまい遠征民が電車までダッシュする羽目になる可能性もあるので、遠征民は大人しく泊まるかいざという時は走る覚悟で。こんな事を書いている時点でバレバレですが私は前回の参加時ヒールなのに全力疾走しました。学生時代のマラソン大会を思い出しましたね…。
大きな話題としてはこんな感じでしょうか!
ここからは私が初めてのお茶会前に不安だった事を書きます。
- 一人参加でも大丈夫?
初めての時はめちゃくちゃ不安でしたけど、現地で分からないことがあれば周囲の方に聞いて何とかなりました。ヅカオタの皆さんは優しいので一人で不安でも大丈夫ですよ!
- ファンだけどお茶会行った方がいい?
「行った方がいい!!!」と、言いたいのですが、正直「行けない理由」を探すくらいであればやめた方がいいです。お茶会を楽しめるかどうかはその生徒さんが好きかどうかの他に、その生徒さんのお話を聞きたいかどうかが重要です。
私は結構こじらせたタイプのおたくなので、宝塚に限らず応援している方の中では「好きだし舞台での姿は何度でも見たいけど舞台以外の姿はあまり興味がないなぁ…」なんて思っている方もいらっしゃったりします。こういった応援スタンスだとあまり楽しめないかもしれません…。
お茶会のレポートが可能な生徒さんであれば、Twitterやはてなブログでその生徒さんのお茶会に行かれた方の感想を見て自分が楽しめるかどうか判断してからでもいいと思います。
もちろん、少しでもその生徒さんの舞台への思いや個人のお話を聞きたい場合は是非行ってもらいたいなと思います。舞台の上とは違う新たな一面を見ることができたりしますので…!
とりあえず、もしお茶会に行くを躊躇う理由が「怖い」とか「今更」とかであれば、是非勇気を出して一歩踏み出してもらいたいです!!!
お茶会は楽しいぞ〜〜〜〜!!!
※ゆきなのご贔屓のお茶会はレポ禁なので詳細が言えないのですが最高とだけお伝えします。
そんな感じです!是非悔いのないヅカオタライフを!!!
(おまけ)
本当に濃い一週間でしたね……
ヅカオタ的にはやはり贔屓の退団公演のムラ楽という特大イベントがありましたし、舞台おたくとしては舞台刀剣乱舞の日程発表で現実に引き戻されました。本気を出して頑張りたいので積む円盤が出てくれないと本当に困ります。
贔屓は…贔屓は……本当に素敵な方です……本当に……。
宝塚大劇場でのご贔屓はこれで最後だけれど、まだ東宝があるので気持ち的にどう消化したらいいのか分からない部分はあるのですが、以前の記事でも書いた通りムラのお茶会で結構成仏した面はあるのでスッキリしてはいます。最後まで贔屓らしく輝いてもらえたらこんなに嬉しいことはありません。
そして星組トップコンビ退団発表!職場のトイレで見て泣きました。何となくそんな気はしていたけれど、実際その現実を見ると辛いものがあります。
贔屓を追いかける=トップコンビのお二人を追いかける状態だったので、やっぱり少し(どころではない)寂しいですけどやりきった感がありますし、最後まで紅さんと綺咲さん率いる星組を応援したいなと思います。
紅さんが退団を発表されました。紅さんがトップになられてから、可能な範囲で精一杯推してきました。もっと色々できたのかもしれませんが、自己採点するなら胸を張って大きなマルです。紅さんを推してきた過去がマルだから、未来もきっとマルだろうと思えます。僕の推しの紅ゆずるという男は最高です。
— 歌広場 淳 (@junjunmjgirly) 2019年2月5日
自分の推しには泣いてあげる以外のことをしたいです。
— 歌広場 淳 (@junjunmjgirly) 2019年2月5日
紅さんの大ファンとして有名なゴールデンボンバーの歌広場さんのツイート、是非他界隈の方にも見ていただきたいなと思い紹介します。
どなたのファンの方にとっても悔いがない応援ができればいいなと思います。
(2/7追記)
匿名のメッセージを受け付けています!
— ゆきな (@YZqwv0oln) 2019年2月7日
https://t.co/1FiXszrsfv #マシュマロを投げ合おう
どさくさに紛れてマシュマロ再開しましたが贔屓が退団するまでロクに見ませんのでそれでも良ければ…
ここ最近の一連の流れでテンションの浮き沈みが激しいのでしばらくはフィルターがっつりかけてます、ごめんなさい🙇♂️
— ゆきな (@YZqwv0oln) 2019年2月7日
贔屓の大劇場公演が無事千秋楽を迎えましたのでマシュマロを一応再開しましたが、とりあえず再開しただけであまり見ません&フィルターががっつりかかっているのでお急ぎの件等あればコメント欄かTwitterまでお願いします…!
美弥るりかさんの退団について思う事
残念、という言葉だけでは表せない気持ちがある。
退団発表を見た瞬間、真っ先に思い浮かんだのは美弥るりかさんがご贔屓の友人だった。彼女より先に公式ホームページで事を把握したけれど、私から彼女にこの事を伝えるのは違うなと思い彼女のTwitterが動くのを待った。
程なくして彼女が悲しみのツイートをした直後に連絡を取り、私は仕事の日だったので退社後ファミレスで待ち合わせた。
彼女に会った時は思ったよりも元気そうに見えたけれど、完全に見かけだけだった。平日の夜の田舎のファミレス。ほとんどお客さんもおらず、2人でひたすらこの悲しみを分かち合い一日が過ぎた。
嘘でしょ、という気持ち、あぁそうなのか、という気持ち。友人が会った直後に「夢かなって思って」とぽつりと呟いた。
「一作だけでもいいからトップになって欲しかった」
「それでも彼女が決めたことだから」
「沢山の人に惜しまれてて良かった」
そうだね、分かるよ、と話を聞きながら、やりきれない思いだけが残る。
私はここ最近のファンなので、10年前の雪組の件についてはそういった事もあったという事実しか知らない。それでも話には聞いていた二番手切り。まさか自分がリアルタイムで体験するなんて。
私の贔屓は七海ひろきさんなのでこの3月に退団されてしまう。けれど七海さんに対しての私個人の感情としては、寂しいけれど仕方がないよねと概ね納得だった。惜しむ事はあれど何かに不信感を抱くような事もなかった。
だけどそれとは状況か違う。ここにきて、今の月組で二番手退団。組子もファンも、どうしても悲しみが残る。どうしてこのタイミングだったんだろう。どうして…。
じゃあいつなら良かったの?今の状況下においてどの組でトップになってもらいたかったの?と聞かれてしまうと、それはそれで言葉に詰まってしまうけれど、それでも私は美弥さんがトップになるだろうと思っていた。二番手という立ち位置は絶対的なものではないと分かっていたのに。ここまできたんだから報われて欲しい、きっと報われるとそう思っていた……。
トップになるタイミング、というものはあると思う。けれどタイミングが悪かったという言葉で片付けたくはない。やろうと思えば今の体制になってからも上げる機会だってあった筈だった。
「今の月組が大好きだった」
「けれど彼女が退団した後、これからも見れるかは分からない」
彼女の言葉にそうだよね、としか返せなかった。
私は七海さんが退団しても宝塚を好きでいると思うし、なんならこれからは星組に限らず全組見ようかな、くらいに思っている。けれども彼女がどうするかは分からない。
私と彼女は同時期に宝塚にハマった。私は七海さん。彼女は美弥さんに落ちた。一緒に舞台も観に行った。完全に宝塚初心者な私にとって彼女の存在は心強かったし、きっと彼女にとってもそうだったと思う。まさかお互いに同じようなタイミングで贔屓が退団することになるなんて思わなかったけど。
彼女が万が一、この先宝塚から少し距離を置くとしたらそれはとても寂しい。でもそれを私が止める事はできないなと思う。
私がどんなに「分かるよ」と言っても、それは七海さんのファンの私の言葉だから。彼女の気持ちは美弥さんのファンの方にしか分からないだろうから。
ファミレスのドリンクバーを飲みながら、私はエルベにおける七海さんの素晴らしさについて話した。彼女はアンカレの美弥さんが本当に最高だったと話した。
時折楽しかった過去の公演に思いを馳せたり、美弥さんのサヨナラショーの内容を妄想したり、今後の体制について考えたり、退団後のお仕事について話したり…。さながらお葬式の空気だったけれど、数少ない他のお客さんに誕生日の方がいらっしゃったようで突如爆音でハッピーバースデーの曲がファミレスに流れて少し笑顔になった。その直後に海ちゃんの部分休演をニュースで知って更に2人揃って落ち込んだ。追い討ちである。
去る人も、残される人もどちらも辛い。そしてファンの悲しみも計り知れない。
受け入れるには時間が必要だと思うし、無理に焦らなくていいよと思う。退団の日は6月9日。今からできる事は沢山ある。大事な友人である彼女にとって悔いがない応援ができるといいなと思ってる。
私個人としては今回の一件、めちゃくちゃ思うところがある。というか、大体のヅカオタさんは今回の事で思う事があると思う。
それでも私の場合、美弥さんがご贔屓の友人が耐えているのに私がそこを愚痴ってどうする、と思うので詳しくは言いません。
ただこの先、ある程度の学年の微妙路線の生徒さんがもっと上級生になった時、同じような事が起きなければいいなと思ったし、そうなる前に嫌になって辞めたりしないでほしいなと思ってしまう。結局はいいように使われて切られるから…なんて思わせないでほしい。
夢を見たくて宝塚を観ているんです。
どうかずっと、夢を見させてほしい。そう願って止みません。
舞台おたくの家計簿(2019年1月〜3月、主に宝塚編)
こんにちはこんばんは。ゆきなです。今日は己への戒めを兼ねた記事を書こうと思います。名付けて2019年1月~3月までの舞台家計簿です。
いやですね、何があったかと言いますと散々ブログで書いておりますが私は宝塚が好きでして、来たる3月24日、他界隈であれば「推し」と表現されるであろう存在の方(ご贔屓)が退団されます。
それにあたり普段よりもチケ取り他を頑張った結果…が、クレジットカードの限度額に達してしまった有様でして…笑うところです。もちろん宝塚以外(推しくんとか)の舞台もある、ので、えぇ、それも取ったんですよ、そしたら…こうなってしまった…
言い訳をするとそんなに利用限度額は高くない設定にしてたんですよ。だから必要経費ほぼ全部カード決済にしたらそりゃあ限度額いきますよ。それに複数枚カード持ってるから一枚くらい限度額になっても大丈…大丈夫かな…?大丈夫なの???
まぁ折角ですので恥を忍んで舞台関係のあれそれを晒してみます。概ね宝塚関係なのでヅカオタの方は退団貯金の参考にしてください(血涙)
先に私の置かれている状況を報告すると、仕事は一般事務の地方民です。年齢は前の記事から今日の記事の間に誕生日を迎えてしまいましたので四半世紀生きたことになります。そろそろ年齢を言いたくないです。
転職した事もあり同世代の中でもめちゃくちゃ給料が少ない部類です。手取りは15万以上20万以下ということでお許しください。
地方民なのでとにかく遠征費がかかります。東京と大阪なら大坂の方が遠征費は若干安つくけれど、遠征時間は大阪方面の方がかかります。どちらにしろ夜行バス遠征で片道6時間以上。値段を抑えるために大体はバス遠征です。
そんな感じでこの1〜3月の家計簿いきます。
- チケット 大体75000円?
1~3月までのもの合計。こんなに少ないわけなくない?と思ったのですがあんまり考えて余計な事を思い出したくないのでざっくり計算です。
内訳は宝塚星組公演『霧深きエルベのほとり』『ESTRELLAS ~星たち~』、推しくんの出る某公演、ミュージカル刀剣乱舞 三百年の子守唄2019、ラブ・ネバー・ダイ。公演日が4月以降の舞台についてもカードを使って色々取っていますが今回の記事は3月についてまでなので計算には入れてません。贔屓が退団しても私の人生は続くので遠征の合間に他の舞台も見たいと思って色々取りました。ちょっと反省してますが複数回入るのはエルベだけなので許してほしい…。
宝塚はA席やB席、当日券、立ち見席で財布に優しくしようと思えばとことん優しくできるので助かります…今回大劇場1階A席センブロは本当に良席だったのでめちゃくちゃ嬉しかったです。ありがとう友会。
- 交通費 大体75000円?
考えたくない…(間違いなくここから増えます)こう見ると逆に取ったチケットの割には交通費が安ついている気がする。普段だったらチケット代の1.5〜2倍くらい交通費にもっていかれているので…。
ただ全部夜行バスで何とかするつもりだったんですけど、先日バス内で貧血に陥って家に帰れなくなりそうになったので全部バスはやめるつもりです…それでいくら増えるのか。
- 宿泊費 6700円
リアルな数字ですね。唯一確定している数字です。楽の前は泊まります。他は基本マチソワ見て日帰りのつもり…ですが正直どうにもならなくなったら友人宅に泊めてもらう気満々です(ここにきて人任せになる)いざという時に頼れる友人がいるのは正直めちゃくちゃ助かります。
- 服代 50000円
これ必要かな?!今回の退団公演用に新しく買った服達です。間違いなくこの中で一番削れた部分だったと思う。概ね白いです。ここからあと1枚はワンピース買うつもりです(お茶会用)
ちなみにコスメ他美容代は普段の生活にも関わるのでノーカウントです。
- 雑費 15000円
これは現金。雑費という名の大体食事代。遠征中はほとんど食べないし買ってもコンビニのおにぎりだからそんなに食費はかからないはず。折角の旅行だし美味しいもの食べたい〜みたいな考えはとっくの昔に捨てました。金がないんだわ。後は駐車場代とか…。
- グッズ代 ?円
これまた現金。何故?円かと言いますと、金額未定のものを予約したのでどんなオチになるか分からないんですよ。楽しみですね(笑えない)なんでそんなものの予約が存在するんだよと思ったけれど考えてはいけない。
3万くらいで収まればいいかな~と甘く考えているのですが収まらなかったら大笑いします。
ちなみにこのやばいブツ以外はそんなに買わないつもりなので今月既に使った分と合わせて2万くらいかな…?いやグッズ情報全然出てないから分からないんですけど。宝塚については全部買う勢いなので、宝塚以外の舞台についてはなるべく我慢します。総合計5万が目標です。 …あっ、ここにきて気づいたけれど宝塚のDVD関連全く考えていませんでした。もう少し増えますね。
まとめてみると思ったより使ってないな…と思ったのですが、他にも日常生活でカードを使う生活を送っていたり、4月以降のチケットを既に取り始めていたりでまぁこの調子なら利用限度額いくなと思いました。
宝塚についても以前から退団貯金はしていましたが、こうやってまとめると色んな見通しの甘さが出てきましたね。服代とか特に。
ここから色々増えることも考慮すると私の場合、贔屓の退団については30万くらいあれば足りるかな、といった感じです。
私はゆるいおたくなのでこの程度で済んでますけど、熱心に会活動をされる方はもっとかかるのは間違いないです。只でさえ会服やお茶会等でお金かかりますし、フェアウェルまで参加される予定の方は本当にきちんと貯めておいた方がいいです…
後はチケット代をどこまで抑えられるか、というよりどこまで出せるか。正直私は今回、東宝楽とお茶会の前後の日程さえ確実に押さえられれば他は行ける分だけでいいかな、と思っていたのでそういった意味では頑張ってないです。席についてもA席やB席でも構わないのでそこは助かりました。
ちょっと自慢をすると以前のブログでは詳細をぼかしましたが、東宝楽については抽選で奇跡的に自名義の1階S席を取れたのでチケ取りにキリキリする必要が無くなり本当に助かりました…完全に運でしたけど。あんまり浮かれすぎて当日インフル等で行けなかったら落ち込むから考えすぎないようにはしてます。
真面目な話、絶対に東宝楽だけは現地で見たかったんですよ。これを生で見れなかったら彼女のファンとしてどうすればいいの?!くらいに思っていたので、自力で取れて良かったというか、精神安定上「助かった…」といった感情が何より先にきます…協力相手もいなくてぼっちだったし…。
贔屓の退団においては実際何をどうするかはともかく、とにかく貯金しておくに限るんですよ。手元にお金がないことには何もできない。本当に心から今回思いました。
以前贔屓の退団に100万あればいいといった方のお話を読んだのですが、頑張ろうと思うと概ね間違いはないよなぁ…と思います。
タカラヅカの娘役を追いかけて浪費する女――観劇代は「家賃レベル」 | 文春オンライン
"退団公演に100万準備したら大丈夫"の参考になればと思いまとめてみました。以前トップ会に入っていた時の退団公演にかかったお金です。 pic.twitter.com/6AAMFc4wG7
— まるべりい (@mm_vv0) 2018年10月25日
私みたいなゆるいおたくは足元にも及びません。
上を見るとキリはない、自分にできる応援を最後までやろうと思うこの頃ですが、そう思えば思うほど尚のこと自分よりも頑張っている人の姿が目に入る。当たり前ですよね。自分の行くところ行くところ全て自分よりも先に沢山のおたくがいるんですから。
悔しさと申し訳なさと、憧れと尊敬。嫉妬なんてする事もできないくらいに「頑張る」のレベルが違う。叶うわけがないというか、そもそも私はそういったファンの方と同じ土俵に立ってない。私が立てる訳がない。
凄い世界だな、と思います。宝塚に限った話ではなく「誰かを応援する」という世界。めちゃくちゃ凄いよね。
私は今回ここまでしか頑張れませんが、それでもまぁ、やれる事はやったと思います。多分この先チケットは増やさない…と思う。取次結果次第ではもう少し増えますけど。
とりあえずクレジットカードの返済だけはきちんと一括で行いますのでそこは大丈夫です(当たり前)
最後まで無事に応援できますように!
公演とお茶会と贔屓七海ひろきさん
最高すぎてもう七海さんのファンとして成仏したな…といった気分です。
という事で宝塚星組大劇場公演『霧深きエルベのほとり』『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』と、ご贔屓七海ひろきさん宝塚大劇場最後のお茶会に参加して参りました。
お茶会は残念ながらレポート禁止の為、お茶会の内容ではなく私個人の話、というか感じたこと中心です。
公演についてはややネタバレも含みますのでMY初日がまだな方につきましてはご注意を。
- 公演
「MY初日は絶対にお茶会のある1月13日にしたい!」と思い、大変ありがたい事に観ることができました。
お芝居、贔屓固定カメラで見ていたのですが、「これ、七海さんの退団公演だ…」と何度も何度も思いました。というのも、私は今回エルベの方のネタバレを知らずに見た為、「七海さんが船乗り…?」と本当に何にも考えていなかったんですよね。
結果めちゃくちゃ泣きました。七海さんが演じる海に生きる船乗りトビアスは、陸で素敵な女性を見つけて結婚し船を降りる。つまり、海を降りるわけです。七海さんが。七『海』ひろきさんが、『海』を………と、ここに気付いた瞬間号泣。
夢の世界の住人であるタカラジェンヌであることを辞めて、現実の世界に戻られる。
本当に本当に、七海さんの退団公演なんですよ、これ…………。
ショーの方も、とにかく「退団」であることを意識した内容。「行かなくちゃ」の歌詞に「行かないでーー!」と思わず言いたくなるような、そんな感じ。
そしてセンターブロックの通路席だったのですが、客席降りの際に大変ありがたい事に七海さんの目線をバッチリいただけたので、もう成仏していいな……と思いました。思いましたよ。ええ。既にこの時点で…。
ついでに言えば、やはりお茶会の日という事もあり七海さんへの拍手の量がとても多いなと思い嬉しくなりました…!
- お茶会
レポート禁止なのがものすごく残念ではありますが、これまで応援してきて良かったな、そして本当に素敵な人に出会えて良かったな、と思いました。
…月並みな言葉しか言えない!!!違うんですよ本当に本当に、本当に七海さんは素敵な方なんですよ!!!
レポ禁だから、その、本当に、伝えたい事が伝えられなくて、本当にこんな事しか言えないんですが、「成仏できたな」と思いました。「満足したな」とか「これで七海さんがいなくなっても生きていけるな」とかではなく、「成仏できたな」
何が違うの?と聞かれたら何が違うんだろう…?笑 って感じなのですが、成仏したと思ったんですよね。
私は常に後悔しないような応援をしてきました。この退団に当たっても自分のしてきた応援に後悔していない。と言い切れます。
けれど、思っていたより、色んな未練があったんだと思います。私が七海さんに対して。
私のブログの宝塚カテゴリの過去記事をざっくり読んで貰えば、ご贔屓の退団発表後のあれそれを吐き出してるので適当に流し見してください…。
でも、何だろう。その辺りの色んな感情が綺麗に消化されてしまって、もうこれで充分だな、と思ったんです。思えたんです。ファンとして未練も後悔も残す事なく成仏できた。という感情。
これまで宝塚に限らず色んな方を応援してきましが、こんな気持ちになったのは初めてでしたし、そもそもこれまで応援してきた方については概ね私から離れたんですよね。それが今回は七海さんが自ら「退団」を選んだ。
私が大好きな方が、私が一番大好きなまま居なくなる。
何も思い残す事がないんですよ。
………いや、まだ退団されないんですけど。3月24日まで公演ありますし。
既に満足しきった感じになっていて、びっくりするくらいに自分の感情に片がついてしまって困惑しています 笑
ありがたい事に、最後まで応援、できると思います。まだ手元にチケットはある。まだ彼女がタカラジェンヌとして輝く姿を観ることができる。
本当に感謝しかないよね。感謝しかない………
大好きな方なんです。本当に好きな方なんですよ、もう、本当に、それだけなんです。それだけです……。
七海さんの最後の日まで、ファンとして、応援させて欲しい、改めてそう思いました。
………………最高だったなぁ……………………
- ファンの方のこと
今回、物販といいお茶会の場といい、本当に色んな方とお話しさせていただいて、七海さんのファンの方って優しい方が沢山おられるなぁ…と暖かい気持ちになりました。きちんと別れ際のご挨拶が出来なくて申し訳なかったです…。
宝塚におけるファン文化って、ファンになる前は「えっ…怖くない?」と勝手に思っていたのですが(ごめんなさい)実際その世界に飛び込んでみると本当に優しくて温かい世界なんですよね。私はほぼ一人参加なので今回もとても助けられました。
贔屓に対する感謝の気持ちと、同じファンの方に対する感謝の気持ちを忘れずにこれからも応援していきたいです。
とりあえず思ったことをざっくりと書きました。
戒めとして書いておきますが、今回も夜行バスでの強行スケジュールでした。が、帰りのバスで降りる30分前についに限界がきたのが突如貧血になりもう駄目かと思いました。全体的に無茶しすぎました。
どうにもならなくて身内に助けを呼び、何とか家に帰って文字通り部屋で倒れてから目が覚めてこの記事書いてます。いや本当、無茶するもんじゃないです…元々貧血持ちではあるんですけどここまで酷かったのは学生以来でした…皆さん本当に体調管理にはお気をつけてください…。今度からちゃんとホテル取ります。
という事で、ちょっとまだ本調子ではないので荷物整理したらまた寝ます。以上です!
舞台おたくの公演グッズの買い方
舞台おたくの皆様方、公演グッズはどこまで買いますか?
私の本年度一発目の散財は宝塚雪組公演ファントムの公演グッズです。
夜行バスでの遠征民なので基本的に荷物はあまり増やしたくない。その為公演グッズだけ後日通販で買う事が多々あります。
今回のファントムでは公演プログラムと通販で買えないお写真だけ宝塚大劇場で買って他グッズは通販で済ませました。通販での欠品分についてはまた今月も大劇場に行くのでその時にでも買おうかなと。
という事で今日の話。公演グッズ、どこまで買うか。私のスタンス的な記事です。
- パンフレット(公演プログラム)
以前は見た公演全てのパンフレットを買っていたのですが一昨年くらいから「このペースで買っていたらパンフレットで部屋が埋まる…」と思い、本当に演目が気に入った上で、読みたいと思える公演のもののみ買うようになりました。
ここのポイントは気に入った公演であるということ。推しくんや贔屓が出ていようと、あまり…と思ったものについてはスッパリ買わない。後は読みたい、という事が前提なので、写真集的な構成でインタビュー等がないパンフレットもよっぽど好きじゃなければ買わない。
例外としては小さな舞台の場合。応援の意味も兼ねてなるべくパンフレットは買うようにしています。
- 写真
若手俳優界隈に関してはお目当ての俳優さんがいれば個人ブロマイドは買う。とりあえずは1セット、公演内容次第ではもう少し追加で買ったりもします。
トレーディングブロマイドは自引きできる気がしないので買っても10枚以内。
「好きな俳優さんのトレブロは全種類集めたい!」とこれまた一昨年くらいまでは思っていたのですが、キリがないことに気づいたので普段は見なかった事にして、どうしても欲しいものがあれば別途探すことにしました。
後はまぁ、面倒くさいタイプのおたくなのでトレーディングを会場でするのが致命的に向いてないんですよね。色々お察しください。個人的な主張ですけどトレーディングエリアと待機列離してもらいたいです…特にトレブロでネタバレある時は。ネタバレ回避の為にどれだけ自衛してても待機列の真横でやられた日には視界に入るので…
Twitterで交換アカウントを作って交換していた時期もありましたがトラブルもあったので「個別で買い取った方が良い…金で解決した方が楽だわ…」となりました。ケチな割にはすぐにお金で解決しようとするタイプです。
宝塚に関しては、若手俳優界隈でトレブロに苦しむ日々を送っていたので「えっ…好きな写真選んで買っていいの…?!」とめちゃくちゃ衝撃を受けました。
宝塚の場合まずは演目次第。好きな作品であるかどうかが最優先。とにかく写真が沢山出るので、スチール写真で贔屓の写真や好きなスターさんの写真を買って、舞台写真については完全に好みで買います。
贔屓の写りが微妙だな…という時は諦めるし、贔屓や好きなスターさんがいなくてもこれは良い!と思った写真は買ってしまう。
ちなみにポストカードに関してはお手紙として贔屓に渡すといった使い道があるので何も考えずに複数枚買います。
- 他トレーディンググッズ
ざっくりとした括りですけど、缶バッジやアクリルキーホルダー、クリアファイルなど。これは宝塚にはあまりない文化ですよね。最近アクリルスタンド系のトップさんのグッズが出て笑いましたが。
これまた若手俳優界隈ではトレーディングが多いので苦しめられました。特に缶バッジ!
大昔は「いや俳優の顔の缶バッジって何に使うの…?」とまだ冷静になっていた部分があったのですが、どこで何を間違ったのか気づけばアルミ缶を集める女になりました。元々二次元のおたくでもあるのでそういったグッズ回収文化は身近なものだったんですよね。
散々これにも苦しめられたお陰で最近は熱も落ち着き、1個〜2個あればいいかなと思うようになりました。
ちなみに内袋があるものについては絶対未開封で所持しておきたい派です。痛バッグ等は見るのは好きですが作ることはないので、とりあえず集めて眺めるだけです。缶バッジを収納するクリアポケットファイルを数冊持っているのでそこに保管しています。
- 公演グッズ
トレーディングではなくて選べるタイプのグッズ。概ね2パターンに分かれるかと思います。
作品のイメージグッズ的なものと、その作品のキャラクター(役者)毎に販売されるもの(それぞれのイメージカラーのリストバンドとかマフラータオルとか)宝塚は演目のイメージグッズ的なものしかありませんよね。
宝塚だろうと若手俳優界隈だろうと、基本的には好きな演目かどうかで購入を決めます。宝塚だと好きな演目ならデザインが悪かろうと贔屓組関係なしに大体の公演グッズは買ってしまう。
若手俳優の舞台だと、好きな俳優さん個人のグッズがあれば応援も兼ねて買います。作品としてのグッズはやっぱり演目次第。
買ったところで日常使いはしないでずっと保存してるタイプの人間なのですが、それでも使いやすそうかな〜と思ったものは買ったります。使わないんだけどね。
他にもホイホイ買ってしまうのはチケットケース。クリアファイル系のものもあれば、しっかりした布の作りのものもあったり。
他の舞台を見に行く時にその舞台とは関係のない舞台のチケットケースを持って行く勇気はないので買っても保管しているだけなのですが記念に買います。
ちなみにミュージカル刀剣乱舞の阿津賀志山と幕末で出たようなタイプのチケットケース。
このタイプのものは正面のクリア部分にチケットを入れると印刷部分がくっついてしまい、しばらく放置してからチケットを出そうとするとぺりぺりとチケットの印字部分がケースに転写されます。普段使いしておられる方がいらっしゃいましたらお気をつけください。
ちなみに私はこうなる事を知っていたにも関わらず1ヶ月くらい入れっぱなしだったチケット(真剣乱舞祭2018)でやらかしました。笑うしかないな!
後はこのタイプのチケットケース。
遊戯王好きなんですよ。
詳しく話すと色々脱線するので結果だけ言うと、この海馬コーポレーションチケットケースのようなパカっと開くタイプのケースは真ん中で綺麗に割れます。これまたお察しな話ですが綺麗に割りました。
2セット持っていたので泣かずに済みましたが保存用にしていた方はもう開封できなくなりましたね。なのでこのタイプのチケットケースがグッズとして売っていて使いたい時は2セット買います。
後はやっぱり、あまり見ないような公演グッズは買ってしまいます。今回買った雪組ファントムのエリックとクリスティーヌのくまのぬいぐるみとかいい例ですね。お値段全然可愛くないのですが買いました。どうするんだろうこれ。飾ります。
他に買うのは公演ポスター。そもそも公演ポスターを売っている舞台が少ないのが残念ですが、宝塚なら540円とかで買えていつもニコニコです。部屋にポスター用のパネルがあるので公演毎に差し替えて楽しんでます。
問題は持ち帰る時に鞄からはみ出してめちゃくちゃ恥ずかしい事。ポスターって中々中古に出回らないので売ってる時に買わないと…!みたいな使命感があります。
逆に買わないのはクリアファイルかな〜と思います。フライヤーと同じデザインのものは買わない。買っても使わないので…と急にここにきて冷静になる。
まぁ正直現地で買うとクリアファイルってちょっと邪魔なんですよね。A4より気持ち大きいのですがその気持ちが…グッズ類はクリアケースに入れて持ち帰ってるのでケースに入らないんですよ…。
こんな感じでしょうか。こうやって書き出してみるとそれ本当に買う必要ある?!というものばかりなのですがまぁいいです。正直もっと優先するべきものがある気がする。
「グッズに興味はないな〜それよりも公演数増やしたい」というタイプおたくの方が羨ましくて仕方ないのですが、どうしても物欲が存在してしまう為これからもグッズを買い続ける羽目になりそうです。
応援している子からの年賀状と服の話の続き
年賀状、流石にもう来ないだろう、と思っていたら来ていました。
今年は宝塚関係の年賀状が一番多かった。交友関係の狭さが浮き彫りになりましたね。
そもそも私は年賀状文化があまり好きではないのです。貰った以上は返さないといけないわけじゃないですか。いつまで続けるのこれ?となりませんか。年賀状を出す出さないで切れるような関係なら切れていいよと思ってる。人生で一番年賀状を書いていたのは小学生の時です。それがメールへと移行し、LINEになり、最終的にTwitterの身内アカウントであけおめと呟くだけ。周りの友人達もそれでいいよねといった空気だしとても助かっています。
ここまでが世間に対する私の意見。で、おたくとしての私の意見といいますと。
年賀状最高~~~~!!!
着物姿!可愛い!めちゃくちゃ可愛い!やった~~~わざわざありがとう~~~!!!といった具合です。
応援している子からの年賀状程有り難いものはないです。ファンレターのお返事などはいただけるか分からないけれど、年賀状はこの年明けのタイミングしかない。
ここで年賀状をわざわざご用意していただけるのがめちゃくちゃ嬉しい。年賀状送ってもいいかな、と判断された事が嬉しい。もちろん年賀状を貰うためにファンをやってる訳じゃないですけどね(当然だよ)
今年も応援宜しくお願いします。綺麗な文字で書かれたその言葉だけで、頑張ろうって思える。
今年も応援するからね!!!
(ここから昨日の服の話の続き)
昨日の記事の件。
この休みに各所回って服を買ってきました。
結果としては、好きな服ではなく似合う服を選びました。きれいめOLご用達のいつものブランド。綺麗だけどシンプルで、やっぱり可愛くはない。
店員さんにも相談して何着も試着して、迷いに迷い結局、好きな服と似合う服と思っていた服なら、似合うと思った服が圧倒的に似合っていた。悲しいくらいに。そして好きな服はやっぱり似合ってはいなかった。どう見てもシルエットがモサくなる。これでは行けない、と思った。
店員さんには「身長高いと服を探すのも大変ですよね…」と少し同情された。このブランドは身長高めでも着れる服があるから好きだよ…まだ家から近いし…(車で片道1時間)
本当は宝塚の娘役さんが着るような可愛いワンピースが着たかった。
娘役さんは憧れの存在です。好きな女性アイドルや女優さんは他にもいるけれど、宝塚の娘役さんは普段の立ち振る舞い、服装、髪型、全てにおいてめちゃくちゃ憧れる。常に背筋をピンとして気を抜かない。美しい女性であろうとするその姿勢が本当に好き。
同年代くらいの娘役さんの服とかめちゃくちゃ参考にする。大体は自分に似合わないから本当に参考にするだけだけど。
コスメとかも、雑誌やSNS、クチコミサイトの意見も参考にするけれど、娘役さんが「今はこれを使ってます〜」とか、雑誌やスカステ(CSのTV番組)で言われているのを見ると何にも考えずに買ってしまう。おたくだからね。好きな子が使ってるもの買っちゃうよね。
話は逸れたけど、大好きな人の前に立つと考えた時、好きな服を着ながら似合ってない、と思いながら立つよりは、そんなに好きじゃなくてもこれなら似合ってる、と思って立つ方がまだ我慢できると思った。ので似合う服を買いました。
少しでも美しくあろうとする事って難しいよね。どんなに努力しても、正直世間から見たら全然変わらないのも分かってる。結局は顔だし。
それでも気持ち的な問題。好きな人の前に立つ上で、自己満足だとしても少しでも頑張った自分でいたい。そんな感じです!