世界で三番目に幸せ

宝塚と若手俳優とコスメおたくの壁打ちブログ

出してしまったお手紙(懺悔編)

生きてます。

25日に死ぬのでは…みたいなテンションで贔屓を見送り、全てに満足してやはり今死ぬしかないみたいな状況だったのですが何とか生きてます。

24日に贔屓が退団して6日経過しました。27日に某舞台の先行情報が公開されて真顔になったのですが、25日と26日贔屓の退団に浸る時間を貰えたことは感謝してます。先行方法については許してません。シリアル付けろって言ってるでしょ!!!!金で!!!!殴らせろ!!!!ガチガチに本人確認しないと許さないからな本当に…話が逸れました。

某舞台のあれそれについて考えると鬱になるのですが、とりあえず贔屓関係についてはめちゃくちゃ満足できましたし、本当に幸せなまま成仏できました。

 

先にお礼を。まずは千秋楽を見た後に書いた前の記事の話ですが、色んな方に読んでいただけたようで恥ずかしいやら申し訳ないやらです。読み返してみるとめちゃくちゃな文章で笑うしかありませんでした。どんだけ混乱してたんだよこいつって話ですね。本当に贔屓の退団のあれそれについては私生活でも色んな方に迷惑をかけました。特に職場。25日は有給を使って休んだのですが職場の方から心配のLINEが来てちょっと笑いました。とても良い職場に再就職できたと思っています。

何はともあれ今でも夢を見てるような気持ちではありますが、一応そろそろ感情をまとめようと思ってはてブロを開きました。

 

で、タイトルなんですけどね。

今日はお手紙の話をします。「懺悔編」とついていますが他の編があるかと言われたら特にないです。とりあえず懺悔の必要が発生した為、恥を忍んで出してしまったお手紙の話をしようと思います。

 

今まで応援している人に出した手紙の数って覚えてますか?

私は覚えてないです。今のスマホに変えてから(だから一年半くらい?)の手紙は写真で取るようになったけど、それでも撮影忘れとかもある。好きな人に手紙を出すようになって最初は「○回目のお手紙です」なんて可愛らしい事を書いていたのですが気づけば訳が分からなくなっていた。

一応撮影した手紙は、次の手紙を書くタイミングに一回前の分だけはなるべく読み返すようにしている。前回どんな感じで話を終わらせたかな〜〜みたいな、そういうの。

でも基本的に私は自分のブログを読み返さないように、自分の書いた手紙を読み返したくはない。ほぼ日手帳に書いてる毎日の日記はめちゃくちゃ読み返すけど。この差としては「人に読ませる文章か」の違いがあって、何というか私は人に読んでもらった文章を読み返したくはないのです。「えっこれ人に読ませたの…マジか…」みたいな気持ちになるので。常に黒歴史を量産している気分。

じゃあ書かなきゃいいんですけど、文字を書く事は好きなんですよね。…うん!この調子で書いてたらいつ本題に辿り着くか分からないな!さっさと話を進めます。

 

それでですね、なんというか、その、贔屓が退団したじゃないですか。それでこの6日間色んな事を考えて、「私は本当に幸せなファンだったな〜〜辛いこともあったけど応援できて良かった…」みたいな過去を思い出しタイムに入ったわけですよ。

魔が差したんです。

「そういえば…贔屓の退団が決まってから手紙出しまくったけど…何書いたっけ…」

 

やめとけよな。消せばいいんだよそんな画像データ。読み返して何になるんだよ。なんで手を出したんだよ。大体手紙なんか書いて何になるんだ?その分一公演でも入った方がよっぽど相手の為にならない?(考えてはいけない)

 

……見なきゃ良かった…………。

ということでタイトルです。流石に全部晒すことはできませんが、目に留まった中で「うわぁ」と思ったものをざっくりとツッコミを入れながら懺悔します。

被害者は宝塚のご贔屓、若手俳優の推しくん、たまに他にも応援している方(複数名)です。大体贔屓と推しくんが被害を受けていました。

対象期間は贔屓の退団発表があった11月中旬から今日に至るまで。実際はもう少し出していた気がしなくもないのですが画像データが残ってた15通ほどを見てギブアップしました。精神の修行すぎた。

こうやって書くと面白そうに見えるんですけど全然面白い感じじゃないです。懺悔ですからね。

 

  • 「いつもキラキラ輝いている姿を見るのが大好きです!」

まともじゃん。そう見えるじゃん。あのね、これ毎回手紙に書いてるの。しかもね、誰に対しても書いてる。連続して手紙を読み返したので気づきました。いくらなんでも頭が悪すぎる。ボギャブラリーの貧相さが浮き彫りになりましたね。私の中では皆輝いてるんだよ…。

 

  • 「ps.読んでもらった質問私が書いたものです!」

う、浮かれてるなこいつ…嬉しかったんだよね。うん。めちゃくちゃスペースがないのに無理やりpsでねじ込んでて話の流れの急展開っぷりに真顔です。そんな事アピールして何になるんだ?(自分に辛辣)というか他の人がその質問してた可能性…考えないようにしておこう。

 

  • 「何で今更この話なのかと言いますと書きたくなったので書きました」

その一文いるかなぁ……

推しくんがめちゃくちゃ良い事をネットで言っていて興奮した手紙の内容なのですが、本当にいらんことまでベラベラと書いてて「うわぁ…」となりました。私は手紙を書くときに自分語りにならないよういつも気をつけているのですが、その結果とっ散らかった感じになってますねこれ。推しくんこんな手紙読ませてごめんね…。

 

  • 「(グッズ)手帳に貼りました!」

あのね、貼ってない。

意味不明すぎて笑った。な、なんでこれ書いた?!酔ってたのか?!流石にナチュラルに嘘ついてるのはどうなのこれ???まぁ相手もそんな事言われても知らんがなですね。とりあえず貼ろうと思います。

 

  • 「この世界の誰よりも幸せになってください」

重い。

大泣きしながら書いた記憶はある、というか数日前です。でも中身は全く覚えていなかった。

予想はつくと思うのですが、在団中の贔屓に出した最後の手紙です。物理的にも重ければ中身もめちゃくちゃ重かった。いや、なんか、流石に晒す勇気はないのですが、手紙の中でめちゃくちゃ懺悔してるんですよ贔屓に。その締めの一文がこれ。本当にクソ重い手紙を最後に出してました。他人事みたいに書いてますけどえ?マジでこれ私書いたの?今日の記事は贔屓に懺悔の手紙を出した事を懺悔している記事という訳の分からない構成になってます。

私はよく推しくんのTwitterのリプライで「行けないけど応援してます」みたいなリプライ送ってる人たちにキレてるんですけどそれの手紙版みたいなもんなのかな…と思って凹みました。いや行ってるけどね私。とりあえず相手に懺悔するのはやめようね…。

 

ここまでざっくりと懺悔してみましたが、ここまではウォーミングアップです。この次が本命懺悔…本命って何だろうね。この記事を書くきっかけの懺悔となります。失笑しかないです。何だと思います?

 

  • 宛名漢字誤り

…えっ

何言ってんだこいつ、って話なんですけど、本当に何言ってんだよって一番自分が思ってる。

いやあのね、私は手紙を撮影する時はいつも封筒と便箋両方撮影してるんです。封をする前に撮影してるからね。

それでこの手紙を読み返す中、ふと目が止まって、気づいてしまった。

 

封筒の「〇〇 〇〇様へ」の部分、漢字間違えてる。

 

なんでこれ今気づいたかな?!!

き、気づきたくなかったーーー!失礼すぎる!しかも間違い具合がね、漢字のある部首が丸々抜けてるんですよ。手紙本文の漢字が合っているのは不幸中の幸いですけど、なんでこれ間違えた?!!

別途手紙で「すいません前回の手紙宛名間違えてました」なんて書くのも失礼すぎる。詰んでるんですよ。

願わくば届いてないことを祈りたいのですが、部首が抜けてるくらいなら届くだろうなぁ…というか私の手元に戻ってきてないし……。他にも出した手紙に自分の住所書いてないとかそういったミスを見つけたりもしたのですが、漢字誤りに比べれば大したもんじゃないです(これもやばい)

うわ〜〜〜本当に気づきたくなかった〜〜〜〜!!!

 

これを懺悔したくてこの記事を書きました。自分一人で抱えるには重すぎた。オチはないです。懺悔だしね!!!皆様も宛名にはお気をつけください。

普通間違えないっての。本当になぁ…。

 

ゆきなにマシュマロを投げる | マシュマロ

 

読み返すと、こんなこと書いて何になるんだみたいな事ばっかり書いてました。

よくまぁこの内容で出したよね、という気持ちが主なのですが、唯一しんみりしたというか、これは書いててよかったなと思ったのは「次もまた手紙出します」といつも最後に書いてた所だと思います。

「次の〇日公演も観に行きます」「次の演目も観に行きます」「次の雑誌も買います」等々、次がある事を分かっていたから書いていた手紙ばかりで、推しくんはともかく、贔屓に関してはもう「次」がない今となれば、そうやって次を書けたことが本当に幸せだったなと思うんですよね。

贔屓に出した最後の手紙に「これが最後の手紙になります」と書いていて、これを書いた時には「これだけ覚悟した感じのもう最後って手紙書いておいて、25日になってインスタ始めましたみたいな展開だったら笑うけどなぁ」なんて事を考えていた記憶は残っているのですが、残念ながら25日になってもインスタは始まらなかった。

手紙を当たり前のように出せていたことって本当に恵まれてたんだなと今更ながらに思います。

…何かしんみりとしてしまった。笑

 

6日。長いような短い時間でしたけど、とりあえず今日の時点で先のことは何も分からない。でもその空白の期間を作ってくれたことに私は本当に感謝をしていて、自分の心を整理するだけの時間を貰えたなと思ってます。

贔屓は今も生きてるし、私も生きてるし、きっとこれでさよならじゃないよね。なんて思ってる。

今だから書きますけど、私は一応、千秋楽のその日まで「宝塚の男役七海ひろき」が好きだと思っていたので、その先のことについては何も考えていなかったというか、正直これでもう二度と会えなくなる可能性も含めた上で応援してたのです。

けれど、千秋楽を見させてもらって、大階段を降りている姿を見て、私が好きだったのは「七海ひろき」その人だったんだなぁと知りました。

この先のことはまだ分からないけれど、もしこの先も七海さんを応援する機会があるなら、これからも応援したいなと思ってます。

 

 

 

 

ps.職場の先輩に「先日退団したゆきなさんが応援してた人ってこの七海ひろきって人?」と聞かれた時には流石に真顔になりました!バレバレ!

 

終わります。

最後まで応援することができた幸運なファンの話(贔屓七海ひろきさんの退団を見送って)

今日の事は死ぬまで忘れないと思う。

終わりました。

全部終わりました。今日の3月24日をもって、応援してきたご贔屓の七海ひろきさんが宝塚を退団されました。

幸運にも、私は好きになった人を嫌いになったり、興味を無くすこともなく最後まで応援することができたファンでした。


目に焼き付けてきました。

七海さんを知ってから、七海さんが私に見せてくれた夢が終わる。美しくて幸せで、とてもキラキラしていたその時が終わる。

この退団公演のお芝居、「霧深きエルベのほとり」再演にあたり七海さんの為に当て書きされた船(海)から降りて陸で生きる事を選んだ男、トビアス。七海さんの最後の役としてこれ以上に相応しいものはないと思える役で、本当に胸がいっぱいだった。

ショーの「ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~」こちらも七海さんへの餞別の一場面、今回退団する組子を皆で送り出そうといったとても温かい空気の中で、これ程までに「時よ止まれ」と思った瞬間は無かった。

最後の入りから始まり、最後の公演。最後のお芝居、最後のショー、最後の黒燕尾、最後のパレード、そして退団挨拶。

もう入りの時点で私は泣いてて、このままだとどうなるんだと思っていたのですが、止まることのないまま時間は過ぎました。本当にあっという間でした。

ちなみにこの時間に記事を書いてるところからお分かりかと思いますがフェアフェルには参加していません。一応自分なりに考えて、最後に見る七海さんの姿は劇場での姿がいいと思ったので初めから参加の予定はありませんでした。まぁ申し込んだところでお席をご用意されたかと言われたらアレな話ですけど。

 

語彙力がない、という言い方は逃げのような気がしてあまり好きではないのですが、本当に今のこの気持ちをどう言葉にしたらいいのか分からないです。「最高だった」「幸せだった」「大好きだった」「ありがとう」そんな言葉しか出てこない。

本当に私は幸運なファン活動ができたファンでした。こんなにも幸せな気持ちで応援していた人を見送れて、悔いなんてもの残るわけがない。


七海さんを好きになったきっかけは、銀河英雄伝説のミッターマイヤーです。

見たのはDVDです。元々私は銀河英雄伝説が好きで、その流れから入りました。宝塚にハマったきっかけ云々はこのブログの過去記事に色々書いてた(はず)なので詳細は略しますが、私が七海さんを七海ひろきと認識して好きになったきっかけは間違いなくミッターマイヤーだった。

最高にハマり役だったと今でも思ってます。

元々銀河英雄伝説が好きなのでもう誰を見てもキャーーーーー!!!って感じなのは前提として、本当に楽しくて、何でこの公演時私は宝塚にハマってなかったんだと己を恨んだ。当時何してたかって?地元でゲームやりながら学生してたわ。本当勿体ないことをした。

…で、これが何を意味するかと言うと、今だから言える話ですけどつまりはキャラクターから入ったんですよね私。ミッターマイヤーというキャラクターが好き、であることが前提としてミッターマイヤーを演じた七海さんが気になるようになった。元々が2.5次元舞台の若手俳優おたくなのでこういったハマりかたをしてしまった訳ですよ。

七海さん…もとい銀河英雄伝説の別アングルがもっと見たくて、スカステことタカラヅカスカイステージ(分からない方向けに注釈するとCSの有料宝塚専用チャンネル)に加入したのも今だから言える話です。


まぁこのスカステがとんでもなかった。

地方民だから東京も兵庫も行けないし…遠征しなきゃダメだし…なんて言ってるおたくにも次々与えられる供給、供給!供給!!!毎日タカラヅカニュースという名のニュースが流れ、前日の公演の様子とか稽古場映像とか流れる訳ですよ。若手俳優おたくはもう衝撃的オブ衝撃ですよ。元々の目当てだった銀河英雄伝説を録画した後もとりあえず録画、とりあえず視聴を繰り返しまくり、段々と「私…もしかして七海さん個人がめちゃくちゃ好きなのでは…?」という自分に気づいてしまった。

銀河英雄伝説を抜きにしても、この七海ひろきというタカラジェンヌが気になって仕方ない。

 

正直、七海さんはそんなに、ダンスや歌が得意な方ではないと思う。私はどちらかと言えば歌もダンスも演技も上手い方が好きなタイプなのですが(顔が好みの上でプロ意識がある人が好きなのは最前提)そういった好み主義的なものを壊しても、七海さんの舞台に対する思いとか役への向き合い方、ファンや組子、宝塚への愛情。それらを感じるうちになんだかとっても七海さんから目が離せなくなってしまった。

人を好きになるのに理屈なんていらないんだなと思った。

そんなこんなでとりあえず七海さんが出ている番組を録画して見ている内に、立派なヅカオタが出来上がってしまったのです。


私のヅカオタとしての歩みは全て七海さんと共にありました。初めての宝塚現地観劇、初めての会活動、初めてのお茶会…そして今回、初めて現地での千秋楽。…何を隠そう私はこれまで宝塚の千秋楽に入ったことがなかったのです!元々若手俳優おたくとしては千秋楽自体にそんなに拘りがない…というのは散々このブログで書いた話ですが、宝塚に関しても千秋楽映像とか翌日スカステで観れるし、何ならライビュもあるし、激戦のチケット取ろうとしなくても…みたいな気持ちがあったんですよね。これまでは。

でも、贔屓の退団となると話は別でした。

とってもとっても有難いことにチケットは自名義で自力確保ができたので、その辺りは本当に救われました。結果として行けて良かった。その一言に尽きます。こんなに晴れ晴れとした気持ちで「応援しきった」と思えたのは色んな奇跡の積み重ねの上だと思ってます。

…ここからめちゃくちゃ自慢ですけど、というか自慢しなくてどうするんだって話ですがこの千秋楽、本当に良い席に座らせていただきました。おかげで客席降りで七海さんとハイタッチができました。凄くないですかこれ?!千秋楽のチケットを取れただけでも幸運なのにこんなに幸せな事ってないです。文句なんてあるはずがない。本当の本当に私は幸運なファンでした。…運使い果たしたから明日死ぬんじゃないかな?

 

そして一応、会場にいた人間としてこれに触れない訳にもいかないので触れますが、この千秋楽トップスターの紅ゆずるさんがショーの途中で喉をやられて歌えなくなるというまさかのトラブルもありました。

流石にめちゃくちゃ驚きましたし、急に体調を崩されたのかと見ていて不安で仕方がなかった。けれど「喉の調子が悪くて~」といった事をショーの合間に伝えていただいてからは、会場の空気も「大丈夫だよ」といったとても温かいものになり、宝塚って本当にファンの優しさに包まれた場所なんだなと思いました。

想定外のトラブルはありましたが、とても良い千秋楽でした。無事に終わって良かったです。


本当に楽しかったな。

泣いたら前って見えなくなるんですよね。

当たり前なんですけどめちゃくちゃ思いました。とんでもなく泣きたいのに見えなくなるのは困る。あとは泣くと分かっている公演にコンタクトはやめよう。

必死に我慢したんですよ。我慢したけれど、星サギのシーンで胸に退団者の証の花が添えられているのを見て涙腺が決壊した。ついでにコンタクトのせいで両目に激痛が走った。

ボロボロ涙がこぼれ落ちて、でも贔屓から目を離したくなくて、最後までずっと贔屓を見ていました。


長い長い、夢を見ていた気がします。

全て終わって、ふらふらと歩きながら、しばらくぼんやりとしていました。

幸せでした。不幸な瞬間なんて一瞬たりともなかった。私は七海さんを知ってから七海さんがずっと好きで、七海さん個人に対して不満に思ったり嫌になる事がないまま、ファン活動を終えることができました。思い返せば思い返すほど、楽しい事しか思い出せない。

 

…実のところ、辛かった時期もあったのです。

三番手という立ち位置。トップにはなれないんだろうなぁという気持ち。私はジェンヌさんの悪口なんて聞きたくもないし調べたくもないけれど、このネット社会、どうしても贔屓の事を悪く言われている現場に出くわす事だってある。蒸し返すような事は言いたくないけれど、ちょっと色々言われた時期だってあった。

めちゃくちゃ腹が立ったし泣きましたよ。沢山。贔屓が本当に素敵な人である事を知っているから、だからこそ色んな所で辛い気持ちになる事もあった。

でも、そんな時も含めて、今となればいい思い出だったな、なんて思えてる。

 

「何もかも美しい思い出になっていく。嫌なことなんて何も残らない」

 

以前読んだ漫画の台詞です。細かい言い回しは違うのですがとても印象に残っていて、今の自分の気持ちにぴったりだなと思ったので書きました。本当にこの通りなのです。最後になると、不思議と全てが美しく尊いものだったと感じることができる。


きっとこれからも、私の中で男役、七海ひろきは、幸せな思い出として残り続けるんだろうなと思います。


満足できたし、成仏できました。沢山の幸せを貰えて私は本当に幸運なファンです。今日の私は世界で三番目じゃなくて、世界で一番幸せだと言い切れます。

 

かいちゃん、本当に、タカラジェンヌになってくれてありがとう!これからもずっと大好きです!!!

以上です!!!!!!!

最前列で見たミュージカル刀剣乱舞 三百年の子守唄

私は自分が思っていた以上に刀ミュが好きだったみたいです。

この記事は以前の記事の続きです。

一度でいいから座りたかった席 - 世界で三番目に幸せ

最前列でした。まず、このタイトルを見た時点で「は?最前自慢かよ?ふざけんな」と思った人は記事を開いていないと信じています。タイトル通り最前に座った話です。それ以上のものはありません。自分の心の整理の為の記事です。もし何かの手違いでこの記事を開いた方は見なかったことにしてそっと閉じてください。


絶対にこの記事は今日、というか今書かなければいけない記事でした。明日じゃダメでした。

普段からこのブログを読んでいただいている方には散々言っているのでもうお分かりかと思いますが、初めての方もいらっしゃると思いますので説明しますと私は宝塚のファンです。明日は東京宝塚劇場で、私がこれまで応援してきた贔屓(推し)が宝塚を退団されます。なので明日になるともうこの記事を書くことはできないと思います。だから今書きます。この感情を引きずりながら私は明日贔屓を見送ります。

 

私の中でミュージカル刀剣乱舞と宝塚は切り離せない関係にありました。地方民です。いつも東京と大阪(兵庫)へ遠征を繰り返して観劇してきました。

丁度二年前。忘れもしません。4月1日、私は梅田芸術劇場でミュージカル刀剣乱舞 三百年の子守唄を観劇しました。とんでもなく大泣きした。刀ミュの可能性を感じた。そのあたりの感想についてはこのブログでも既に書いたので省略しますがマチソワと見て一泊した。そして翌日宝塚大劇場で宝塚星組公演スカーレットピンパーネルを見た。私が大好きな宝塚の演目。贔屓が初めて三番手として階段下りをした公演。これまた大泣きした。2年後、まさか自分がまたみほとせを観劇することになるなんて思わなかったし、その翌日贔屓を見送ることになるなんて思わなかった。

 

今日はそんな感じの記事です。みほとせの感想ではなく、私のミュージカル刀剣乱舞に対するいろんな思いと、最前列に座るに至るまでの感情が主です。人に読んでもらう事よりも自分のけじめとしての記事なので、読んでいても面白くないと思います。

そして私はミュージカル刀剣乱舞の事が大好きですが、同じくらい今の刀ミュに複雑な感情を抱いていました。ここめちゃくちゃ大事です。全てを肯定できているおたくではありません。なので少しでも嫌な気持ちになる可能性のある方は記事を閉じてくださいね。本当に何でも許せる方向けです。


…こうやって一応注意書きを書いてはいますけど、私が予め何を書こうとも「ふざけんな」といったマシュマロをいただくことがあります。私は人を不愉快にさせたくて記事を書いている訳ではないのでそこはご理解ください。

 

…いいですか?

前置きが長いね!ごめん!

 

最前でした。ええ、最前。一度でいいから座りたかった席。以前発券したその日に記事を書きました。冒頭にリンクを貼った記事のことです。私が最前に対して思うことの全てをこの記事に書きました。

「読むのめんどい!長い!」って 方向けに身も蓋もない言い方をしますと、ここにきたので作品名も出しちゃいます。私は刀ミュか刀ステのどちらかで最前に座る夢を持っていてそれが叶えば舞台おたくを辞めてもいいと思っていたのですが、自分より後にハマったライト気味のリアルの友人が最前を取ってめちゃくちゃ喜んでたのを見て病みその夢を捨てましたみたいな話です。本当に身も蓋もないです。

私が刀ミュに抱いてる良い感情と複雑な感情も「もうこのブログの刀ミュカテゴリの記事好きに読んでください…こんなおたくがこの記事書いてます…」って感じです。


本当に色々ありました。


真剣乱舞祭で悪い意味で泣いた話も、私はそういうおたくです。良くも悪くも「最初に自分が見た景色」に執着が強すぎる。このみほとせだって「再演」にあたって、大好きな演目だったからこそ思うことがありすぎた。

そんな中、発券したら最前だった。しかも贔屓の退団前日。このタイミング?!と思ったけれど、本当に嬉しかった。ようやく刀ミュに認められたと思った。もちろん抽選だけど。

 

最前の景色は、本当に素晴らしかったです。

正直言ってTDCの最前はどうしても見上げる形となる為、首はちょっと疲れました。でもそんな事どうでもよくなるくらいに、この席に座りたかったんです。そして見たかったものを見ることができました。

「成仏できたな」と、そう思いました。


毎回、私は舞台を見に行く時に「これで最後」と思っています。どんな舞台に対してもです。人生何があるかなんて誰にも分からない。ひょんな事から二度と見れなくなるかもしれないし、見るのを嫌になるかもしれない。先のチケットを取っていてもいつもそう思いながら見てます。

けれど、発券した時の記事でも書きましたが、私が刀ミュのおたくを辞めるタイミングがあるとしたら本当に今しかないと思うのです。何なら宝塚のおたくを辞めるタイミングがあるとしたら贔屓が退団する明日。私は主に2.5と宝塚のおたくなので、舞台おたくを辞めるとしたら本当に今しかない。

そう思って今日は刀ミュの他に、宝塚ではなく若手俳優の推しくんの舞台も観に行きました。この舞台については、というか推しくんについてあまり語らないようにしようと思っているので詳しくは語りませんが、99%満足できる舞台で本当に素晴らしくてとても楽しかったのですが、1%致命的なセリフがあって真顔になったのでこの記事の最後にちょっとだけ触れます。

贔屓が翌日で退団のこのタイミングなのに、宝塚のチケットの申し込みを辞めて推しくんの舞台のチケットを申し込んだ時は「これが本当に本当の最後のつもりで取ろう」と思いました。

そのくらいこの舞台という世界を追いかけ続ける事に対して、この3月24日で一度けじめを付けなければいけないと思ったんです。

もちろん実際には舞台を見ることは辞めません。まだ見たい舞台は沢山あるし、4月以降のチケットも取っている。

でも自分の気持ちというか、応援スタンスを見直すタイミングになると思った。頑張らないなんて私じゃない。頑張らない事なんてできない。でもその頑張り方を、もっと優しいものにしたいと思った。

 

私の愛は執着でした。重たくてドロドロしていて、人に見せられるものじゃない。それでも好きという気持ちだけは変わりませんでした。

刀ミュを知った時からずっとこの席に座りたかった。けれど折角この席に座れた時には、私は全部を肯定できないおたくになっていました。


どうすればよかったんだろうな。真剣乱舞祭から四ヶ月、正直あの時の事は今でも引きずってます。

時間が解決してくれると思ってました。けれど時間がしてくれた事は「現状維持」傷口を悪化させることはないけれど、決して癒してはくれなかった。

面倒くさいおたくなのは承知なんです。でも、どんな気持ちでいるべきなのか分からなかった。

今だから言いますけど、真剣乱舞祭の初日以降この刀ミュというジャンルについてはほとんど触れていませんでした。記事でもそうですし、実生活でも写真を見返したりDVDを見たりなんてことしなかった。何なら他の人の感想的なものもほぼ触れてない。全部苦しくてできなかった。タイミング良く(?)贔屓の退団が重なったので1月2月とずっと宝塚に触れていたし、贔屓に会えるのはもう最後だからとそっちに必死になりすぎて気は紛れた。けど、大好きな作品なのになんでこんな気持ちになってるんだろう。この四ヶ月そう考えていました。


いつからだろうな。刀ミュが目指しているものが私の見たいものと違う事に気付いたのは。

違和感を感じたのは海外公演が決定した時だと思う。まぁそういうのもありかな、って思った。それが1回きりじゃなくて、しまいには千秋楽が海外になったりして、国内のファンの事って見てる?なんて思った矢先に情熱大陸を見た。私はこれが決定的だった。

一言で言うと「海外でやったという実績が欲しいんだな」と思った。作品に対する愛よりも収益。企業としてはそれが正しい。けれど、それを刀剣乱舞という「ゲーム」からのファンとして、そして俳優の推しがこの「ミュージカル 」に出たファンとして、目に見える形で知りたくなかった。隠して欲しかった。

そして何より、このミュージカル刀剣乱舞の制作に関わる人達は、これらの方針に付いてこれるファンしか必要としていないんだなと思った。

展開が読めた新作公演、再演、コンサート。そして紅白。刀ミュが初めから目指していた場所。

私は知らなかったよ。紅白を目指していたなんて。


初めから知ってたら応援できたかな。素直に喜べたかな。素晴らしい実績が並んで凄いね。なんでこんなファンなんだろうな私。

答えは出てる。私は刀ミュが想定している客ではない。これがファイナルアンサー。

刀ミュ公式との温度差も悲しかったけど、一番辛いのは客席との温度差だったと思う。私もそっち側の人間だった筈なのに、なんで一緒に楽しめないんだろう。

それでも好きなんだよ、嫌いにはなれなかった。

 

本当に色々ありました。

憧れでした。私にとって最前は。他の舞台だとここまでじゃない。別に最前じゃなくて構わない。刀ミュだからこそ見たかった。その席に座りたかった。

他の人にとってはただの最前席かもしれない。「ラッキー!嬉しい!」で済むだけかもしれない。それでも私は自力で最前をずっと取りたかった。その世界を目の前で見たかった。

 

本当に素晴らしかったんです。

私はやっぱりこの三百年の子守唄という作品が大好きなんです。大好きな作品を、ずっと座りたかった席で見ることができた。細かな表情。演技。間近の迫力。どれを取っても今まで見たどの公演よりも凄かった。

この世界を目の前で見れた。その事が、本当に私にとって救いだったんです。


最前に座れたらそれで満足できたのか。お前はそれだけでいいのか。そういった話ですけど、これだけいろんな感情をずっと抱えてきて座りたかった席にこのタイミングで座らせてもらえた。それで私は満足できてしまった。満足できたんです。

ようやく刀ミュに認められたと思っただけで救われたんです。


舞台には色んなお客さんが来ます。自分の席の隣の人や後ろの人がどんな思いで会場に来て、同じ空間で舞台を見ているかなんて誰も分からない。

私は協力してくれる友だちもいないから、チケットはいつも自名義だけで取っている。たった1枚取るだけでも毎回必死。けれどやっとの思いで会場に入れたのに、私より良い席に座っていながら「別にそこまで興味ないんだよね」なんて言ってる人に出くわしたりする。「別に作品も俳優も好きじゃないし…」なんて言われた事もある。その度に「それここで言う?」と思った。変わってくれと何度も思った。円盤を何枚も積みまくって全落ちして、それでも何とか見切れで取れた私にとっては貴重な貴重な席なのに、隣の席の人が遅刻したせいでクライマックスの盛り上がりのシーンで「前すいません」ってやられた事もある。ふざけんなって話ですよ。こっちがどんな思いで通ってると思ってんだよ。この件は未だに恨んでるし多分一生恨む(これはミュではなく刀ステジョ伝)

今回だって、私がこんな思いを抱えて舞台を見ていたなんて誰も分からなかったと思う。というかバレてたら刺されてたと思う。周囲の人がどれだけの気持ちでその一回の公演を見ているかなんて、本当に分からない方がいい。きっと私以上の気持ちで見ている人も沢山いる。

他の人がどうかは分からないけれど、私の愛は執着で執念で呪いでした。キラキラとした輝いた愛だけでは応援できないファンでした。


それでも好きなんです。

怒られそうだな、と思いながらこの記事を書いてます。刀剣乱舞というジャンルには熱心なファンも熱心なアンチもいて、下手な事を言わない方が絶対いいのは分かっているけれど、それでもこの気持ちを纏めたくてこうやって記事にしました。

「もうこれで見ないんだろ?恨み言グチグチうるせーよ」と思われそうだけど、次の公演のチケットは手元にあります。私はこれからも見ます。こんなファンだけど、刀ミュ公式が目指す方向を一緒には見ることができないファンだけど、それでも好きだからこれからも通うよ。何を言われても好きだから行くよ。


きっと、私がこれからもこの作品を追いかけても、ある意味では私の見たいものは見れないんだと思う。

ずっと目を背けてきましたが、認めようと思います。ミュージカル刀剣乱舞の制作側と私は合わない。それを認めます。

「期待しない」これがこれからも私がこの作品を追う為、たった一つのやらなければいけない事です。

ネガティブな意味ではありません。ただ、キャスト変更とか、キャラクターの解釈とか、公演内容とか、日程とか、テレビでも雑誌でもあらゆる媒体への露出も、とにかく全て「ミュージカル刀剣乱舞はそういったジャンルである」事を認めようと思います。

しつこいけれど、ネガティブな意味ではないです。これさえ忘れなければ私はこの作品をこれからも好きでいられる。こうやってブログでこんなクソ重たい記事を書かなくても済みます。まぁ、原作ゲームのおたくなので山姥切国広か山姥切長義がミュに出たら何か言うと思いますけど。後は俳優の推しくんがこのジャンルから卒業する時が来たらその時はまた別ですけど。

 

楽しかったんです。今回の再演。本当に楽しかった。舞台に来て良かった。本当に心からそう言えます。

ありがとうミュージカル刀剣乱舞

 

同じ方向は見ることはできませんが、私はこれからもこの作品と付き合っていきます。


こんなファンでごめんね。それでもファンでいさせてくれてありがとう。

今でもこの作品のファンでいられて良かったと思ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからおまけです。

  • もう少し最前の話
  • 推しくんの舞台の話
  • 本日発表された刀ステの情報の話

正直明日の朝はめちゃくちゃ早いのでこんな事書いてる場合じゃないんですけど忘れる前に簡単にメモです。

 

(もう少し最前の話)

自分用の最前に座った感想メモです。忘れない内にとにかくざっくりいきます。

 

・石切丸の唇が綺麗すぎて使ってるリップが知りたい、色も最高すぎる

・下から見上げる形の村正、その、足のチラリズムというか、中が、いやこの見てはいけないものを見た感

・時間遡行軍がスライディングしてきた時の迫力

・時間遡行軍とにかく動きが凄すぎる、これだけ刀ミュを見ておきながらここまで時間遡行軍を間近で観察した事がなかったのですがダンスもバキバキでめちゃくちゃ格好いい

・殺陣の迫力が半端ない。刀が飛んでくるんじゃないかってくらい凄い

・石切丸の石切丸(本体)が顔に当たりそうな気がするくらい近い

・二部、誰かディオールのブルーミングブーケの香水使ってるでしょ

・同じく二部、誰かバニラ系の香水使ってるでしょ(客かと思ったけどどっちも香りを感じたのは二部からだから舞台上の誰かだと思う)

とりあえず今思いついた分だけです。

 

(推しくんの舞台の話)

本当は触れない方がいい話です。

…いや、私推しくんこれでも隠してるつもりなので確信を持って分かってる方だけ「あぁこれの事か」と思ってもらえれば….というか別に読まなくていい内容です。楽しい話じゃないです。

舞台自体は本当に面白くて楽しかったのですが、個人的にひとつだけ「笑えない冗談〜」のくだり、この若手俳優界隈においてこの手の女性関係の事を冗談でも言われるのが、一人の俳優を応援しているファンとしてどれだけ真顔になる話か理解されてないんだな、なんて思いました。同担の方どう思ったんだろうなぁ。私は同担のブログとか感想読まないので分からないんですけどね。めちゃくちゃ楽しかっただけにあの瞬間心臓にナイフを突きつけられた気分になったのだけが少ししんどかったです。推しくんにそんな台詞言って欲しくなかったなぁ。

ただ、ここ最近刀ミュで歴史を守る役割だった推しくんが「歴史なんかクソくらえ」的な台詞を言ったのを聞いてなんだか感慨深い気持ちが湧きました。あと、やっぱり舞台の上の推しくんが私は大好きなんですよね。本当にめちゃくちゃ格好良かったです。この話を永遠としたいくらい最高でした……とにかく………推しくんが最高でした……。

 

こちらも見に行って良かったです。…推しくん本当隠すつもりないなこれ?!

 

 

(刀ステの話)

出ると信じてたよ!!!!!!!

一体誰なんでしょうね(すっとぼけ)

前々から「絶対行く」と言ってますが絶対行きます。ちなみに私は先行が始まったあたりから刀ステ関連ワード全てをミュートにぶっ込んでひたすら外界からの情報を断つタイプのおたくです。多分ブログで刀ステについて触れることもないと思われますので予告しておきます。

…いや、この記事で散々これからは舞台おたくそんなに頑張らない的な事書いてきたんですけど刀ステだけは無理です。ここまでのくだり全部茶番かよって話ですね。ごめんなさい。刀ミュに満足しても刀ステはまだまだ満足できないぜ…状態なので刀ステだけはこれからも頑張り続けます。

 

とりあえず刀ステ運営に言いたいのは頼むから円盤もといシリアル商法にしてください。金で解決させてください……。

これでチケット取れなかったらどうしたらいいんですかね。生きていける気がしません。頑張ろうな私。

 

今日はこれで終わります。

明日は一応、贔屓の退団について記事を書くつもりです。もしかしたら25日になるかもしれませんが区切りとしてきちんと書く予定です。

よろしければお付き合いください。

舞台雑談(1〜2月の近況)と若干推しくんの話

最近こいつ宝塚とコスメの話しかしてなくね?若手俳優舞台はどうなった?

う、うん….ごめん…ネタが細かすぎて…ということで久々にここ二ヶ月くらい?の話をざっくりします。特に読まなくていい記事です。ほぼチケットの話しかしてない。後半は久々に書ける範囲で推しくんの話です。

 

最速先行で月と星両方確保したのでそんなに必死にならずに済んではいたのですが、キャスト先行で希望日が取れたのでチケット戦争から離脱できます。一安心。どちらかと言うと私は月にご縁がありました。

私は三津谷ソフィがまた見れるならそれでいい派閥なのですがこれで違ったらどうしよう。SPECTER含めてめちゃくちゃ楽しみです。

 

最速取れなかったんですよ(結局応募はしている)

GW10連休明けの火曜日という有給取得最高難易度日程で取れないって一体…と思うけど、まぁ取れなかったらそれはそれで…こっちも流石に11連休にする勇気はないし…という感じでした。過去形。この書き方はつまりそういう事なんですけど、これでも社会人として大事なものは失いたくないので葛藤中。

というか刀ミュくん公式はさっさと双騎の先行開始してくれ…胃がキリキリする…。私は源氏兄弟のパフォーマンスが好きでして、その身体能力を生かして歌って踊りまくる姿が見たいのです。ついでにグッズも楽しみなんですよ…加州単騎と同じような路線でグッズ出るのかなぁ〜と期待値だけが爆上げしていく。

まぁ一般まで粘って取れなかったら潔く諦めます…最悪配信あるしね(あると決めつけてる)

いつか三日月宗近単騎出陣くると信じてま〜す…

 

源平合戦に囚われたおたくなので問題なければ行く予定です。なお自分の座席運の悪さに大変驚き久々に発券して笑いました。この値段でこの席は本当に強気だ…どう見てもA席だろ…。

別にこの公演に限りませんけど二階席の後列と一階前列を同じ値段にするなと私はいつも思ってます。「A席作ったからいいでしょ!」という事なんでしょうけどそのA席の範囲が狭い。S席のSはスタンダードのSですよ。

お値段相応のものが見れるはず、と勝手にハードルが爆上げになっているのですが期待しています。

 

  • ミュージカル 笑う男 The Eternal Love -永遠の愛-

行こうと思えば行けるんだけどまだ迷い中。日程があまりよろしくない。折角なら行きたいけど体力が持たない。まぁ様に会いたい。

 

行こうと思えば略。日程が鬼なので我慢してます。

 

まぁ色々このブログで言いましたけど取れたので問題なければ行くつもりです。問題は公演時間です。予定を詰め込んでいる為下手したら詰みます。初演何時間だっけ…ちなみに私はガチ恋でもなけば強火おたくでもありません。

 

  • 推しくんの舞台(今のやつ)

お察しください。配役見たときに運命的な物を感じました。まぁ私いつも推しくんには運命感じてるんですけどね(は?)楽しみです。

 

  • 推しくんの舞台(今後のやつ)

日程遠征おたくにとっては神じゃん!!!(他の舞台とモロ被りとも言う)

いやいやこれは助かる。問題は私の今後の観劇予定を全て握っている舞台刀剣乱舞くんです。お前が取れなきゃ何も始まらない…早く先行開始してくれ…いや開始しないで…チケ取りにキリキリしたくない…積む円盤がないのに希望枚数取れる気がしない…。

私は舞台刀剣乱舞くんに関しては円盤積んで金で殴る事しか知らないので正当方法で取れる気がしません。胃が痛い。

未だに劇場が発表されない舞台刀剣乱舞くんですが、これで結構絞られた感あるなというかまぁあそこかあそこだと思うんですけど、キャパが知りたいしやっぱり早く情報出してもらいたいです。

推しくんの今後の舞台に関しては、演目自体はそこそこ好きなので楽しみなんですけど思えば私は宝塚版くらいしか見ていないのでそのイメージで固定されています。行くつもりではあるけど、いや推しくんがこの役…まじで?みたいな心境。

個人的には宝塚版における男役2番手3番手あたりの役でちょっと見たかった気があったりなかったりだけど…理由は流石にアレすぎて書けませんけど!私は推しくんの現場に対して結構取捨選択するというか、見たいものだけ見ているというかいや普通は見たいものだけ見るものなんでしょうけど、なんかこう、私の中で明確に「この要素があるなら見ない」みたいな基準があるんですよね。この現場はそれにがっつり引っかかっているので、推しくんのファンとしてではなく演目自体が好きという理由で見に行くつもりだけど行ったとしてもどんな顔で見ればいいか分からない。

若手俳優おたく的には「推しが出る現場は全部(全通という意味ではなく各現場一公演くらいは)行け」くらいの空気だろうなというのは承知ですけど、私はその一公演だけだとしても「可能である限りは見たくない」と思う現場というものがあって、無理に行けとは誰も言わないんですけど「行かない理由」を言い訳するなら見たくないものを見てしまうと私は推しくんを追いかけることができなくなるのを自覚しているからです。もちろんそこには謎の罪悪感が湧いてしまって、見ようと思えば見れる(日程、金銭的な意味)のに自分のくだらないプライドというか変な基準で「見ない」ことを決意するのが一応推しくんの事を「推しです」と言ってる立場で申し訳なさすぎるというか。

でもまぁ、推しくんには現在有難いことに沢山のファンがいますし、義務感で頑張らなくても細く長く応援できたらなみたいな。多分推しくんはこれからも人前に出るお仕事は続けてくれると思っているのでちょっと楽観的な部分もあります。というか別に推しくんのお仕事が突如何らかの理由で無くなってもそれは私のせいではないしな…みたいな変なところでドライだったり。私以外にも沢山ファンの方はいるしその方に支えてもらってくれ…私はできる範囲で応援します…。

言い訳くさくなりましたが推しくんのファンとしてではなく演目のファンとして行くつもりです。それでもしんどそうだったら行きません。演目的に埋まると思うしね。

 

以上の舞台のチケットを確保していないという理由によりまだチケットを確保できておりません。どうしようかこれ。単純にエリザが好きなので見たいけどエリザ自体は宝塚版なら一人エリザを開催できるレベルで見てるのでまぁ最悪は…って感じです。いや見たいけど。

 

 

これ1〜2月の近況ってより3月〜7月の舞台観劇予定では?????

1〜2月にどこ行ってたかってほぼ宝塚だったし現場的にこのブログで書けそうなことが…ないよね?ない、と思う、忘れてなければ。

推しくん絡みではまぁ…まぁ……あっそうだ映画見なきゃ!関係ないですけど2月にシティハンターの映画を観ました。Get Wildが聞きたくて行ったようなものです。やっぱりGet Wildは最高だった…一体何の話だ笑

 

まぁ舞台に関してはこんな感じだと思います。お、面白みがない…ごめん…何か宝塚以外の舞台で面白そうなブログネタを探そう…と思って実はこれ昨日書いて今日公開するつもりで下書き状態にしてたんですけど、一つネタができました。

 

  • 夢に推しくんが出てきた

実は私夢にめちゃくちゃ推しくんが出ます!!!!!

下手したら実物の推しくんに会うより夢で会う回数の方が多いかもしれない(それはどうなんだ)凄くない?何で?いや推しくんのこと考えてるからなんだろうけど…。

当たり前ながら最前だったり接触イベントだったりでめちゃくちゃ都合のいい夢しか見ないのでお前の頭は幸せだな!って感じなんですけど自給自足で生きていけそう。勝手に夢に出演させてごめん推しくん。

 

塵も積もればなんとやら。なんか思ったより長くなりました。こんな感じです。

ミュージカル ラブ・ネバー・ダイ観劇/シャネル ルージュココ 456 エリック

オペラ座に囚われ続けている。

一体何のブログなんだよ、という話ですけど舞台おたく兼コスメおたくのブログなのでこのタイトルで正解です。

一応何のことだかさっぱりな方向けに説明するとミュージカル ラブ・ネバー・ダイはオペラ座の怪人の続編にあたる作品。そしてオペラ座の怪人における怪人の名前はエリック。

そんな感じでラブ・ネバー・ダイを観劇してシャネルのルージュココ 456 エリックを買ったという話です。

 

どちらかにしか興味がない方向けに今日の記事の構成を説明すると

  • まえがき(と言う名の私のオペラ座の怪人に対する思い)
  • シャネル ルージュココ 456 エリック レビュー
  • ミュージカル ラブ・ネバー・ダイ感想

こんな感じですので読みたい部分だけ読んでください。

見ての通りめちゃくちゃ長い記事です。最後まで読むと8500文字くらいあります。ご了承ください。

 

  • まえがき

まぁまず初めに書いておくと、私はオペラ座の怪人が好きです。何が好きかって曲が好き。そして怪人さん(尊敬を込めてさん付けしている)が好き。12月に宝塚雪組公演ファントムも見に行った。過去最高に大泣きした。

宝塚雪組ファントム観劇 - 世界で三番目に幸せ

何なら今年のファントムも見に行くつもりです。あくまで予定が合えばなのでつもりですけど。

オペラ座の怪人を題材にした作品は吸い込まれるように見てしまう。エリックとクリスティーヌにくっついて欲しすぎてこのブログで詳細は書きにくい某ゲームとか(察しがついた方は握手)もやった。そのくらい好き。

話を戻すと、このラブ・ネバー・ダイ。大昔にオペラ座の怪人の映画を見て、その結末にショックを受けて何とか怪人が幸せにならないのかと調べ存在を知った。ネタバレを読んで唖然とし機会があれば触れてみたいと思っていた。まさかこんなに後になるなんて思わなかったけど。

宝塚版雪組ファントムを見た直後。そして外部でのファントム再演決定。…いや今しかないでしょ〜!という事で急遽観劇を決めました。

なのでここからラブ・ネバー・ダイの感想…に入るべきなのですが、先に書いた通りリップのレビューを先にします。理由としては舞台のネタバレがどうしても含まれる為です。逆にリップの話は興味ないやって方は飛ばしてくださいね。

 

  • シャネル ルージュココ 456 エリック

購入動機は散々書いた通り、怪人さんもといエリックが好きでコスメに彼の名前がついたものを使いたかったからです。

以前ブログでトムフォードのエリックが欲しいけどどこにも売ってない、といった話を書いたのですがやっぱりどう頑張っても見つからない。ので他のブランドで…と思ったのですがシャネルです。シャネル好きだなこいつ?!と思われた方は正解です。

実の所存在は知っていた。このブログでルージュココの記事も書いている通りシャネルのコスメがめちゃくちゃ好きなので一応知識としては頭にあった。けれど購入を躊躇ってしまう理由があった。

この色です。

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※未加工なんですよこれ

普段から「使いたいコスメを使う!」みたいな感じで似合わない色だろうと工夫して無理矢理でも使っている私ですけど、そんな私でさえも躊躇うお色。国内未発売(のはず)(違ったら指摘お願いします)

イエベとかブルベとかそういった問題じゃなくてそもそもこれが似合う日本人はどのくらいいるのか…?攻め過ぎでは?だから国内未発売なのか?

お店でお試ししたくてもカウンターに置いてないし、何ならレビューとかも全然ないし。でも見ただけで分かる。これはヤバい。

ルージュココ 432 セシルをセシル・ハーヴィ的な意味でいつか買わなければいけないと思い数年が経過したようなゲームおたくだけれど、セシルよりよっぽどセシル・ハーヴィ感がある。

※気になる方は「ファイナルファンタジー4 セシル」で検索どうぞ。余談ですが私はカイン・ハイウインド派です。どっちも紫リップですね。バロンの流行か?

 

まぁ、色々考えましたよ。考えました。ラブ・ネバー・ダイの観劇日前日、ロンドン25周年記念公演のブルーレイを見るまでは。

めちゃくちゃ凄かった。

本当に凄かった。身内と一緒に見たのですが終わった瞬間二人して無言だった。圧倒的だった。なのにブルーレイが1500円とか安すぎません?DVDなんか1000円ですよ。私が何を書くより見てもらった方が早いのでご興味がある方は見てください…本当に凄いから……と、見事にテンションがおかしくなり気が狂って海外から発送してもらうことにした。いいんだよブルーレイ1500円だったんだから…(関係ない)

 

正直、実物を見るまではまぁ頑張れば使えるかな?なんてめちゃくちゃ甘い事を考えていた。現物が届いて蓋を開け写真を撮った時に「こ、これはヤバイぞ…」と思ったけれど、でももしかしたら肌に出してみると何とかなるのでは?と僅かな期待があった。めちゃくちゃ僅かだけど。見てみない事には分からないしね!うん!

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紫だわ

撮影環境的な問題で下の方にスマホの影が写り込んでるんですけどとりあえずこの色を感じ取ってほしいのでご了承ください。

シャネル ルージュココ 406アントワネット/428レジャンド/430マリー/434マドモアゼル/468ミシェル/470マルト - 世界で三番目に幸せ

以前の記事(470 マルト)で

絶対これは使いこなせないだろ…と思いながらも購入。とても人を選びそうな色です。

なんて事を書いているのですがマルトの使いにくさが可愛く思えるレベル。と、いう事で折角なので比較してみましょう!

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(左エリック、右マルト)

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(上エリック、下マルト)

マルト赤いな…

比較して気づいたのですが、若干エリックの方が透け感があるというか、マルトの方が濃いように見えますね。そんな事は些細な事と言わんばかりになんですけどね。どっちも普通に塗ったら私の顔だと事故になる。けど、やっぱり完全な紫は本当に似合う人が限られる印象です。逆に紫リップを買いたい方は絶対にこれをオススメしたい!混じりのない紫がシャネルにはあります!

入手方法ですけど公式通販だと買えないので通販で探して買うか個人輸入するかになるのかな…と思います。

結局の所、買ってどうなの?後悔してないの?って話ですけど全く後悔していません。日常生活に怪人さんを感じとることができるようになってめちゃくちゃ嬉しいです!それも大好きなルージュココで!なんかこの人を寄せ付けない紫具合がオペラ座の地下で孤独な怪人さん感があって良くないですか?(ぐるぐる目)(こじつけおたく)

純粋なシャネルのファンの方に怒られそうですね。ご、こめんね…許してください…。

 

他にもオペラ座を感じ取れるコスメがあれば教えてください。

ゆきなにマシュマロを投げる | マシュマロ

マシュマロはフィルターをかけてるのでコメント欄やTwitterでも大丈夫です!これはゆきな好きそう…ってコスメがあれば是非!よろしくお願いします!

 

こんな感じの舞台&コスメおたくのブログです。本領発揮した感ある。

 

  • ミュージカル ラブ・ネバー・ダイ 観劇

ようやく舞台の話です。ネタバレ含みます。

後は宝塚版雪組ファントム(以下宝塚版と記載)と上でも紹介したオペラ座の怪人25周年ロンドン公演(以下ロンドン版と記載)にもネタバレ込みで触れていますのでご了承くださいね。

 

見に行くと決めたのが一月下旬。そもそも宝塚で贔屓が三月末に退団するというこのタイミング。正直言って他の舞台目的の遠征に回すお金はなければ余裕もない…ので観に行くなら絶対に宝塚合わせでチケットを取りたかった。

既に一般発売日は過ぎており希望日のチケットは各所で手に入らず、辛うじて買える所は大体お席が良くない(事前に分かる所で見ていた)この席でこのお値段はちょっと厳しい…と、初日や千秋楽には拘らないけれど席にはやや拘るおたくなので迷いました(後列でも一階席がいい)(もちろん取れない事が多い)

一体どうしようかと思っていた所、ホリプロオンラインで突如復活していた1席を発見。一階席のど真ん中。一体どうした?!あまりにも良過ぎる!と、運命を感じで即確保。あ、ありがとうホリプロオンライン〜!

とりあえずヅカオタなのでメグを夢咲ねねさんと咲妃みゆさんが演じられる事態にどちらを見るべきかめちゃくちゃ迷ったのですが、個人的に夢咲ねねさん(と正確には愛加あゆさんご姉妹)に思い入れがあるので夢咲ねねさんの回を取りました。これ以上キャスト的な感じで色々突っ込んだ意見は書けないので、ここからはストーリーについて中心に書こうと思います。

 

まず、前提として、行って良かったと思ってます。

この書き出しからして不穏ですけど、役者の演技に不満はないんですよ。何が問題かってこのストーリーなんですよね。知ってましたけどね!分かってて観に行きました!

「地雷」と言われる方の気持ちはめちゃくちゃ分かります。「蛇足」「(役者云々ではなくオペラ座の怪人という完結した話の続編として)見ない方が良かった」なんて意見もあるのはごもっともだと思います。知ってた上でチケットを取りました。それでも私は私という「オペラ座の怪人の世界に囚われたおたくとして」見て良かったと思ってます。

 

12月からのオペラ座月間。ガストン ルルーの小説を元とした様々な作品に触れて私なりの怪人像的なものがあったのですが、一言で言えばこのラブ・ネバー・ダイは「解釈違い」と表現してしまうしかないと思っている。

先に言い訳すると私は学生時代現代文のテストの点数が悪かったタイプの人間です。「作者の気持ちを答えよ」とか「登場人物の気持ちを答えよ」とか苦手、というよりは私が考えた答えに×を付けられることがとても多かった。なので制作側が想定していない受け取り方をする可能性がとても高く、ストーリーが悪いってよりそれ単にお前の頭が悪いだけでは?と言われたらそれまでな感じなのでご理解ください。

 

オペラ座の怪人といえばやはり怪人の心情的なものがメインで私は見てしまうのだけれど、この作品における怪人さんの心情はとても分かりにくく、一番解釈違いだなと思ったのはクリスティーヌに対する気持ち…怪人さんはクリスティーヌのどこに惚れたのか、だと思う。

例えば宝塚版。そもそもファントムな時点で比較するなよって話ではあるけれど元ネタは一緒だし書きます。宝塚版だと出会ったきっかけは歌だけれど、歌のレッスンを通してクリスティーヌと交流する内に彼女自身の美しさやひたむきさ、温かさに惹かれて、恋心を抱くようになった…のではないかと私は受け取っている。

ロンドン版に関してはあくまで想像の範囲だけれど、愛を知ることがなかった怪人さんは愛に焦がれ自分が歌のレッスンをしたクリスティーヌに対して恋心を抱く。けれどそのレッスンを通して怪人さんが与えた多くのものはクリスティーヌから恋愛感情から成り立つ愛という形では返ってこない。怪人さんはクリスティーヌのラウルへの思い、そして自分への思いを知り最後は姿を隠す。クリスティーヌは恋愛感情としてラウルが好きで怪人さんに恋愛感情はない。けれども恩師として怪人さんを愛していた。大体こんな感じの受け取り方を私はしています。

で、このラブ・ネバー・ダイ。このロンドン公演のブルーレイを見た翌日に観劇したのが絶妙なタイミングでした。私はロンドン版で以上のように感じて、そのテンションを引きずったままラブ・ネバー・ダイを見た訳ですよ。

 

まぁ解釈違いだったよね(としか表現できなくないですかこれは?)

私は映画版を見た時から一貫して「怪人さん可哀想」「怪人さんとクリスティーヌがくっついてほしい」なんて事を考えていた人間なのですが、結局のところクリスティーヌが怪人さんを恋愛感情的に好きになるのは、ファントムならともかくオペラ座の怪人としては違うなと思った。お、思ってしまった…。

いや、正確には見せ方の問題なんですよ。ラウルは愛している。けれど怪人さんを見捨てるような事できない、みたいな。そういった流れが欲しかった。

怪人さんは確かに顔は醜いけれども、その音楽の才能。そして見た目ではない心の美しさに惹かれ、クリスティーヌはそんな怪人さんの孤独を知り怪人さんの手を取ってくれる。私はそれが見たかったんです。

…まぁ怪人さんがやらかした事の大きさを思えば怪人さんが心は清らか…?え?みたいな感じなんですけどね!それでも彼がここまでに至った気持ちは分かるし、そんな彼の孤独に触れられるのはクリスティーヌであってほしかった。と、思っていた。

 

ラブ・ネバー・ダイを見て感じたのは、怪人さんがクリスティーヌが好きなのはクリスティーヌに音楽の才能かあった事ただ一点のみであり、他に音楽の才能がある人(グスタフ)が現れたならその人で構わないのでは?ということでした。

マダム・ジリーやメグは少なくとも怪人に対して尊敬と憧れの感情はあるけれど、怪人さん的に音楽の才能がないこの二人の事なんてそもそも眼中にない。

私はどちらかというとロンドン版や宝塚版等を通して、言い方はアレだけれど怪人さんは愛に飢えすぎており、たまたま音楽を通して出会って自分を師と慕ってくれる異性のクリスティーヌに恋愛的な面でも惹かれ「愛して欲しい」と思うようになった。だからクリスティーヌじゃなくても怪人さんを理解し、その素顔も含めた上で愛してくれる人が目の前に現れたらそれで怪人さんは救われるのでは?くらいに思っていたんですよ。その辺りの私の解釈を根本からひっくり返された。

解釈違いとしか表現できなくないですか?

怪人さんの気持ちが分からなくなってしまった。怪人さんはクリスティーヌのどこが好きなのか。クリスティーヌである必要性が分からなくなってしまった。

 

クリスティーヌはラウルの事は愛している(んだよね?)けど結局怪人さんが忘れられず…ってとんでもない女だなクリスティーヌ?!!

「月のない夜」の歌で怪人さんとやることやってたのを熱唱された時に中々くるものがあったのですが(主に胃液)結局のところラウルを愛していたのか?それとも怪人さんを愛していたのか?でも歌の中で怪人さんを愛していたとか言っちゃったわけで?!え?!あのロンドン版のあの感じの流れの後で?!クリスティーヌの恋愛感情ってどうなってるの?!ただ音楽の才能があればそれでいいの?!なんて思ってしまった。

ラウルに関してだってこんなラウル見たかったかって言われたら見たくなかったというか。このラウルに感じたのはガンダムWのデュオですね……いや……あれこそちょっと読んで辞めましたけど……私の中のガンダムWエンドレスワルツで終わったので……。

何だかラウルが本当に見ていられないくらいで、彼の心情を思うと辛すぎる。怪人さんとクリスティーヌにくっついてほしいと長年思っていたのに彼がそういう事になるのは見ていられないというか、当て馬可哀想というか、結局私は判官贔屓な所があるんだな…みたいな。

一応、続編でありながらもそれはそれ、みたいな立ち位置の作品である事は承知なのですが、なんというか気分としてはクロノ・トリガーをやった後のクロノ・クロスというかお前パラレルとか外伝とか並行世界とか何でもいいですけど適当な理由づけでとりあえず続編出せばいいってもんじゃないんだぞ………と思いました。ブレイブリーデフォルトブレイブリーセカンドの方が近いかもしれない。

蛇足の一言で表せない感情がある。

いやもしかしたらどこかでそのあたりの怪人とクリスティーヌの恋愛感情的なフォローがあったのかもしれません。見落としている可能性もある。結構こみ上げる胃液との戦いみたいな部分があったので2回目3回目と見たら感じる事は違ったのかもしれない。他キャストや海外公演等見たらまた別の事を考えるかもだし、私が頓珍漢な捉え方をしている可能性は高いし……そうであってほしいんですけど………(白目)まぁ一応、私の感想という事で。

ここまで色々言ってるとめちゃくちゃ不満があるように見えるのですが、これはもうストーリー構成的に仕方ないというか、オペラ座の怪人が好きであった人の多くがぶち当たる壁だと思うので(根本からの否定的な意味で)そのあたりは無理やり置いておきます。置きたくないけど。

 

じゃあどこが好きだったのか。

一幕ラスト、コニー・アイランドでグスタフの才能に気付いた時の怪人の反応。そしてその曲のメロディー。それを聞いて全てを察した時の胸の高鳴り、興奮。この時私が劇場で感じた感覚はずっと忘れられないと思う。

私、今物凄いものを見ている!

オペラ座の怪人のファンとして、これまでいくつもの作品を見てきたファンとして、このシーンに生で立ち会うことができた。舞台って凄い!!!

劇場にわざわざ足を運んだからこその興奮、この感動、改めて「現地に行くこと」の重要性を知った。最高だった。

これだけでチケット代の元を取れると思った。

 

宝塚版ファントムを見たときに「これは父(キャリエール)と息子(エリック)の物語だ」と思いました。

このラブ・ネバー・ダイもそうなんです。クリスティーヌと怪人の話、というよりは「父(怪人)と息子(グスタフ)」の物語」

こじつけおたくなのでこれまで見てきた作品全てこじつけてしまいます。同じガストン ルルーの小説が元ネタの作品なのだから尚のこと。

確かにストーリー自体に言いたい事はあります。解釈違いとしか言えない事もあります。それでもラストシーン、怪人の素顔に触れたグスタフ、そしてその時の怪人の表情。愛に飢えた怪人が得ることができた「家族の愛」このシーンの美しさ。あまりにも完成された感。

何も言えなくなってしまった。

宝塚版で父親の手で殺されたエリックが、このラブ・ネバー・ダイで息子に救われる。一つの小説を元ネタとしながら、ここまで多数の角度から「怪人」という人物の姿を見せられる。この構図。文句なんて言えるわけがないじゃないですか。

見に行って良かったです。

 

後はカーテンコール、私が見た回だけなのか、毎回やってるのかは1回しか入ってないので分からない&他の方の感想を全く見ていないので不明なのですが、クリスティーヌとグスタフが手を繋いではけようとしていた所怪人さんが二人の間に割り込んで手を繋ぎ、先に歩いてたらラウルを呼び止めて4人で手を繋いでお辞儀した所でもう「ウワーーーーーーー(涙)」みたいな感覚になって、こんなん泣くしかないやん…ずるいやん…となりました。

そこからラウルがグスタフを肩車してはけて、残った怪人さんがクリスティーヌに対して「拍手!」と言わんばかりに両手をクリスティーヌに向けてまた「ウワーーーーーーー(涙)」となり、拍手を受けた後のクリスティーヌが怪人さんに同じように「拍手!」と両手を怪人さんに向けて、結局二人して「拍手!」のポーズで観客の大きな拍手を受けていて「ウワーーーーーーー(涙)」ですよ。文字にしても伝わらない〜〜!!!ニュアンスで感じ取ってください。

何だかもうこの終わり方が本当に綺麗で全部「最高だったな…」という感想にしかならないんですよ。

本当に行って良かったです。

 

実は公演が終わった勢いで海外のブルーレイを購入しました。ブログで感想を書くまでは見れないと思っていたのでこれでようやく見ることができます。私が初見で劇場で受け取った感情の答え合わせな感じですね!なんだかんだで買ってしまうくらいには好きな作品でした。

賛否両論なのは前提として、それでも気になるなという方には是非見てもらいたい作品だと思います。

 

長々と読んでいただいてありがとうございました!

持ち運びお手紙セットの話

推しくんや贔屓、応援しているあの子にお手紙を出したい。そう思う瞬間は多くのおたくにあると思う。

以前手紙のスタンス記事を書いた時に少し触れたのですが私は基本的に会場で手紙は書かない主義です。何なら遠征中に書かない。理由としては手紙の内容をいきなり書こうとしても内容が思い浮かばないというのもあるし、そもそもの遠征自体に疲れ果てていて手紙を書く余裕がないというのもある。なので私は大体家で手紙を書いて郵送する。現場に行く時もレターセットは持ち歩きません。会場でプレゼントボックスに近付きたくないというのもある。

そんな私だけど突発的に手紙を出したくて仕方がない時がある。

仕事中だよ。

いや仕事集中しろよ!!!って話なのですが今の仕事はぶっちゃけ暇。色々考える。何ならお昼の休憩時間にTwitterを見て最新情報とかあろうものなら手紙を書きたくて仕方がなくなる。

でも、手元にレターセットがない。

困る。めちゃくちゃ困る。なのでここ最近は仕事に行く時にレターセットを持ち歩くことにした。

今日はそんな感じの記事です(前フリが長い)

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ということでご紹介。私の持ち運びお手紙セットです〜〜〜!

Maison de FLEUR BOOK (バラエティ)

Maison de FLEUR BOOK (バラエティ)

 

ケースはメゾンドフルールのムック本についてきたものです。見るからにお手紙用のマルチケースでしょうこれは!ということでお手紙入れとして活躍しております。

いつ書くの?!仕事中?!と思われたら流石に私の人間性がアレすぎる事になってしまうので先に言っておくと、書くのは仕事が終わってからです(当たり前)車通勤なので車に篭って書くか郵便局の片隅で普通に書きます。

 

  • 筆記用具。
三菱鉛筆 多機能ペン ジェットストリーム 4&1 0.5 ブラック MSXE510005.24
 

ボールペンは基本的にジェットストリームの4色。芯は0.5。ほぼ日手帳ユーザーは毎年手帳のおまけで貰える為、今年で5本目になってこれでしばらくは安心…と思った矢先に2本真ん中でバッキリと折った。そろそろ市販のやつ買います…。ほぼ日手帳やお手紙に限らず仕事でもプライベートでもめちゃくちゃ使ってる大好きなボールペン。

三菱鉛筆  油性ボールペン パワータンク SN-200PT-05 黒24
 

めちゃくちゃ書き込みたい時はこれ。パワータンクの0.5。とにかく細い。細かく書ける。どこでも引っかからずにインクが出る。劇団発行のツルツルのポストカードに書く時とか生誕祭のメッセージカードの大きさがやたら小さく指定された時とか会場で色紙をいきなり手渡された時とかに使えるのでとりあえず1本持っておくと便利。0.5なのは私の趣味なのですが本当に細いからもう少し太めのでもいいかも。ついでに社会人になってから仕事面での最高の相棒。替え芯のストックが無くなると不安で震える。

正直私の今の仕事のような時間の流れがゆったりした事務職はジェットストリームで充分ですが、前職は戦場だったので私以外にも同じ部署の先輩方がわざわざこれを自腹で買って使っていました。6本持っててこれまた5年使っているのですが、この前ついにこれも2本真っ二つに折った。ボールペン折りすぎでは?銀行員の方は使ってみてほしいです(ピンポイント)

手紙は基本的に黒一色で書くので他の色は不要です。

 

  • 便箋&封筒

とりあえずは封筒と便箋は2枚最低入れておきます。書き損じしたりするので。突発的に手紙を書く時は便箋1枚以内にすると決めているのでそれ以上は無し。

可愛らしいデザインのたけいみきさんのレターセットには大変お世話になってます。公演に合わせて買ったようなレターセットは全部家なので突発的に書きたくなった場合は入ってるもので書いてしまいます。

ついでに無地の封筒も入れてます。突如集金のメールがファンクラブから来た時とかね…振込用紙送る時とか…まぁ色々と使い道はあります…。

 

  • シール

なんか寂しいなと思ったら貼ります。空白ができた場合もシールで埋めます。とりあえず一言だけ伝えたいみたいな時に助かる。

 

  • 住所用シール

写真に写しているのはレターセットについてきたものですが、実際は印刷用のラベルシールに事務所や家の住所を書いて貼り付けて送ったりします。余裕がある時は直接封筒に書いてますけど急いでいる時とか間違えたくないので地味に助かってます。流石にプリンターで住所を印字するのはちょっとな…と思うので全部手書きで書いてます。

たまに郵便局員さんに喧嘩を売っているような住所が見にくいデザインの封筒もあるので(この前のファントムのやつとか)そういった時にも使えます。

 

  • 切手

普段はなるべく公演に合わせた切手を貼ったりしていますが、持ち運び用としては適当に手持ちのものを1シート持っていきます。

 

封をする為の糊は郵便局の窓口に大体あるのでそれを借りてることが多いかな。私は郵便物に関しては窓口か窓口の中にあるポストからしか出さないので。

 

お手紙は書きたいと思った瞬間が書き時だし、出したいと思った瞬間が出し時だと思う!そんな感じです。

 

(余談)

めちゃくちゃ余談ですけど久々に地元で雪が沢山降りました。俗に言う豪雪地帯に住んでいるのですが本年度は全然雪が降らなかったのでヨッシャー!今年は大丈夫だー!と思ったら全く大丈夫じゃなかった。来週はラブ・ネバー・ダイと宝塚星組公演の為の東京遠征なので新幹線が無事に動くといいなぁ…(特急よりは信用してます)

 

リンクが貼れなかったのですが雪組ファントムのブルーレイとCDも買いました。復習は完璧です。待ってろエリック。

 

いつもどうやって記事を終わらせたらいいか迷う!以上です。

舞台おたくの家計簿(2019年1月〜3月、主に宝塚編)

こんにちはこんばんは。ゆきなです。今日は己への戒めを兼ねた記事を書こうと思います。名付けて2019年1月~3月までの舞台家計簿です。

いやですね、何があったかと言いますと散々ブログで書いておりますが私は宝塚が好きでして、来たる3月24日、他界隈であれば「推し」と表現されるであろう存在の方(ご贔屓)が退団されます。

それにあたり普段よりもチケ取り他を頑張った結果…が、クレジットカードの限度額に達してしまった有様でして…笑うところです。もちろん宝塚以外(推しくんとか)の舞台もある、ので、えぇ、それも取ったんですよ、そしたら…こうなってしまった…

言い訳をするとそんなに利用限度額は高くない設定にしてたんですよ。だから必要経費ほぼ全部カード決済にしたらそりゃあ限度額いきますよ。それに複数枚カード持ってるから一枚くらい限度額になっても大丈…大丈夫かな…?大丈夫なの???

まぁ折角ですので恥を忍んで舞台関係のあれそれを晒してみます。概ね宝塚関係なのでヅカオタの方は退団貯金の参考にしてください(血涙)

 

先に私の置かれている状況を報告すると、仕事は一般事務の地方民です。年齢は前の記事から今日の記事の間に誕生日を迎えてしまいましたので四半世紀生きたことになります。そろそろ年齢を言いたくないです。

転職した事もあり同世代の中でもめちゃくちゃ給料が少ない部類です。手取りは15万以上20万以下ということでお許しください。

地方民なのでとにかく遠征費がかかります。東京と大阪なら大坂の方が遠征費は若干安つくけれど、遠征時間は大阪方面の方がかかります。どちらにしろ夜行バス遠征で片道6時間以上。値段を抑えるために大体はバス遠征です。

そんな感じでこの1〜3月の家計簿いきます。

 

  • チケット 大体75000円?

1~3月までのもの合計。こんなに少ないわけなくない?と思ったのですがあんまり考えて余計な事を思い出したくないのでざっくり計算です。

内訳は宝塚星組公演『霧深きエルベのほとり』『ESTRELLAS ~星たち~』、推しくんの出る某公演、ミュージカル刀剣乱舞 三百年の子守唄2019、ラブ・ネバー・ダイ。公演日が4月以降の舞台についてもカードを使って色々取っていますが今回の記事は3月についてまでなので計算には入れてません。贔屓が退団しても私の人生は続くので遠征の合間に他の舞台も見たいと思って色々取りました。ちょっと反省してますが複数回入るのはエルベだけなので許してほしい…。

宝塚はA席やB席、当日券、立ち見席で財布に優しくしようと思えばとことん優しくできるので助かります…今回大劇場1階A席センブロは本当に良席だったのでめちゃくちゃ嬉しかったです。ありがとう友会。

 

  • 交通費 大体75000円?

考えたくない…(間違いなくここから増えます)こう見ると逆に取ったチケットの割には交通費が安ついている気がする。普段だったらチケット代の1.5〜2倍くらい交通費にもっていかれているので…。

ただ全部夜行バスで何とかするつもりだったんですけど、先日バス内で貧血に陥って家に帰れなくなりそうになったので全部バスはやめるつもりです…それでいくら増えるのか。

 

  • 宿泊費 6700円

リアルな数字ですね。唯一確定している数字です。楽の前は泊まります。他は基本マチソワ見て日帰りのつもり…ですが正直どうにもならなくなったら友人宅に泊めてもらう気満々です(ここにきて人任せになる)いざという時に頼れる友人がいるのは正直めちゃくちゃ助かります。

 

  • 服代 50000円

これ必要かな?!今回の退団公演用に新しく買った服達です。間違いなくこの中で一番削れた部分だったと思う。概ね白いです。ここからあと1枚はワンピース買うつもりです(お茶会用)

ちなみにコスメ他美容代は普段の生活にも関わるのでノーカウントです。

 

  • 雑費 15000円

これは現金。雑費という名の大体食事代。遠征中はほとんど食べないし買ってもコンビニのおにぎりだからそんなに食費はかからないはず。折角の旅行だし美味しいもの食べたい〜みたいな考えはとっくの昔に捨てました。金がないんだわ。後は駐車場代とか…。

 

  • グッズ代 ?円

これまた現金。何故?円かと言いますと、金額未定のものを予約したのでどんなオチになるか分からないんですよ。楽しみですね(笑えない)なんでそんなものの予約が存在するんだよと思ったけれど考えてはいけない。

3万くらいで収まればいいかな~と甘く考えているのですが収まらなかったら大笑いします。

ちなみにこのやばいブツ以外はそんなに買わないつもりなので今月既に使った分と合わせて2万くらいかな…?いやグッズ情報全然出てないから分からないんですけど。宝塚については全部買う勢いなので、宝塚以外の舞台についてはなるべく我慢します。総合計5万が目標です。  …あっ、ここにきて気づいたけれど宝塚のDVD関連全く考えていませんでした。もう少し増えますね。

 

まとめてみると思ったより使ってないな…と思ったのですが、他にも日常生活でカードを使う生活を送っていたり、4月以降のチケットを既に取り始めていたりでまぁこの調子なら利用限度額いくなと思いました。

 

宝塚についても以前から退団貯金はしていましたが、こうやってまとめると色んな見通しの甘さが出てきましたね。服代とか特に。

ここから色々増えることも考慮すると私の場合、贔屓の退団については30万くらいあれば足りるかな、といった感じです。

私はゆるいおたくなのでこの程度で済んでますけど、熱心に会活動をされる方はもっとかかるのは間違いないです。只でさえ会服やお茶会等でお金かかりますし、フェアウェルまで参加される予定の方は本当にきちんと貯めておいた方がいいです…

後はチケット代をどこまで抑えられるか、というよりどこまで出せるか。正直私は今回、東宝楽とお茶会の前後の日程さえ確実に押さえられれば他は行ける分だけでいいかな、と思っていたのでそういった意味では頑張ってないです。席についてもA席やB席でも構わないのでそこは助かりました。

ちょっと自慢をすると以前のブログでは詳細をぼかしましたが、東宝楽については抽選で奇跡的に自名義の1階S席を取れたのでチケ取りにキリキリする必要が無くなり本当に助かりました…完全に運でしたけど。あんまり浮かれすぎて当日インフル等で行けなかったら落ち込むから考えすぎないようにはしてます。

真面目な話、絶対に東宝楽だけは現地で見たかったんですよ。これを生で見れなかったら彼女のファンとしてどうすればいいの?!くらいに思っていたので、自力で取れて良かったというか、精神安定上「助かった…」といった感情が何より先にきます…協力相手もいなくてぼっちだったし…。

贔屓の退団においては実際何をどうするかはともかく、とにかく貯金しておくに限るんですよ。手元にお金がないことには何もできない。本当に心から今回思いました。

 

以前贔屓の退団に100万あればいいといった方のお話を読んだのですが、頑張ろうと思うと概ね間違いはないよなぁ…と思います。

タカラヅカの娘役を追いかけて浪費する女――観劇代は「家賃レベル」 | 文春オンライン

私みたいなゆるいおたくは足元にも及びません。

上を見るとキリはない、自分にできる応援を最後までやろうと思うこの頃ですが、そう思えば思うほど尚のこと自分よりも頑張っている人の姿が目に入る。当たり前ですよね。自分の行くところ行くところ全て自分よりも先に沢山のおたくがいるんですから。

悔しさと申し訳なさと、憧れと尊敬。嫉妬なんてする事もできないくらいに「頑張る」のレベルが違う。叶うわけがないというか、そもそも私はそういったファンの方と同じ土俵に立ってない。私が立てる訳がない。

凄い世界だな、と思います。宝塚に限った話ではなく「誰かを応援する」という世界。めちゃくちゃ凄いよね。

私は今回ここまでしか頑張れませんが、それでもまぁ、やれる事はやったと思います。多分この先チケットは増やさない…と思う。取次結果次第ではもう少し増えますけど。

 

とりあえずクレジットカードの返済だけはきちんと一括で行いますのでそこは大丈夫です(当たり前)

最後まで無事に応援できますように!