舞台刀剣乱舞のチケットが取れるまでの三週間の話
※タイトルで地雷を感じた方は見なかったことにして画面を閉じてくださいね。
※楽しい話ではないです。不愉快な気持ちになる可能性が大変高い話ですので自己責任で読んでください。
※苦情を言われてもごめんなさいとしか言えないです。
※長いです。
人のチケット取れました自慢ほどどうでもいいものはないと思うのですが、これだけ刀剣乱舞刀剣乱舞刀剣乱舞と言い続けているブログなので、この話題を書こうと思います。
舞台刀剣乱舞新作公演、チケットが取れました。
3/27から最速先行が始まり早3週間。宝塚のご贔屓が退団したのが3/24で、25日26日と贔屓の退団に浸る時間をくれた事を感謝しながら、協力してくれる友人もいないので己の名義一つでこの三週間ひたすら応募を続けた。精神が狂うかと思った。
どのくらい応募したと思います?
複数公演応募できる場合、どこまで応募するかという問題があると思う。今回のオフィシャル先行とLEncore先行のようにクレカ決済のみで公演自体が身分証提示となった場合、問題は応募しすぎることによる重複や当選しすぎることだと思う。
今私の机の上にあるのは、通帳5冊と養老保険の証書です。
MAX当選したら、3桁いくよね。
当然、当選したら全部支払うつもりでした。まぁクレカから勝手に落ちるから払わないなんて選択肢はないのですが、そのつもりで応募しました。ぼっちだから1枚応募。いざとなったら前職で無理やり入らされた養老を解約すれば金は用意できた。
絶対に私はこの舞台に行かなければいけなかった。当選しなければいけなかった。
最速先行で全落ちした時に思った。
もしこれで今回、自名義のみで自分にできることを全てやって取れなかったら、原作ゲームを含めた刀剣乱舞に関わる全てを辞めよう。
私は刀剣乱舞のサービス開始2日目にゲームを開始した審神者です。初期刀であり推しは山姥切国広。その山姥切国広と彼の存在の原点たる山姥切長義が出るのに、この公演に当選しないのであれば、もうこのコンテンツとはここまでだと思った。
先行が始まってからゲームの本丸には戻らなかった。Twitter等でも刀剣乱舞に関わるコンテンツを極力目に入れないようにした。幸運にも3月23日に刀ミュに対して私は自分なりの結論を出すことができた。それもあったと思う。
私にとっての刀剣乱舞というコンテンツは、いつのまにか楽しいだけのものではなかった。
めちゃくちゃ好きなのに。好きだからこそ。主にミュージカルと舞台に対して、色んな感情があった。苦しいことが山程あった。99%くらい苦しんでたんじゃないかってくらい、大体は苦しんでた。それでも好きだった。
けれど今回最速で全落ちして、自分だけじゃなく他のおたくも全然チケットを取れてなくて、この舞台刀剣乱舞というコンテンツを追い続ける事にいずれ限界がくると思った。
悲伝の千秋楽の時に感じた、会場に入れなかった刀ステに選ばれないおたくになるのは二度とごめんだった。
2.5フレンズの先行に落ちた時めちゃくちゃ情緒不安定になった。風呂場から出てどうにもこうにも自分の気持ちに折り合いがつけられなくて、夜の10時過ぎに髪も乾かさずに近所の神社に駆け込んでお参りした。
何で当たらないんだろうなぁと思った。
「転売サイトで転売チケが○万!買わないで!」みたいな注意喚起ツイートを見て興味本位で転売サイトを覗いてみた。
値段を見て驚いた。20万。
転売の是非についてこの記事で語るつもりはない。だからそのあたりは置いておいて、値段として見ただけの感想としては正直、安いなと思った。
別にお金持ちの生まれじゃないし、良い仕事をしている訳でもない。副業で儲けている訳でもない。ただの地方住みの20代の事務職です。
これが転売屋ではなく刀ステ公式から「座席は選べないけど必ず席を用意してあげるよ!20万だよ!」って言われたら、私は一晩くらい悩むかもしれないけれど買っていたと思う。10万なら即決で買っていた。
お金でどうして解決できないんだろう。私よりもお金を出す人が優先されるならそれは仕方ない。私よりゲームをやり込んでいる人が優先されるなら当然だと思う。もちろん俳優おたくの人で刀剣乱舞自体に興味はなくともどうしても推しがいるから追いたい人だっているだろう。でも実際は抽選。ランダム。これまでかけた時間も情熱も執念も全部が全部関係ない。
これまで新作公演があるたびに円盤を何枚も積んで、全落する時もあって、その度にめちゃくちゃ苦しくて、それでも行きたくて。見たくて。ブルーレイの映像やライブビューイングじゃ耐えられなくて。好きで好きで仕方ないのに、悲伝の千秋楽の演出変更を生で見ることができなくて。どうしてなんだろう。こんなに好きなのに。どうして。
今回の新作は、そもそも先行のシリアルがなかった。お金じゃ解決できなかった。あるとしたら、友達や家族との相互協力。
でもね、刀ステに興味もない友人や家族に頭を下げて名義を借りて、本人確認があるから身分証を拝借して行くなんてこと、絶対私はできなかった。こんなおたくだけど越えたくない一線はある。自分にとって興味がない人気舞台のチケットを刀ステに行きたいから取って交換や相互同行を探すなんてこともできない。それが世間的に許されるかどうかはともかくだし、それらの是非について話すつもりもないけれど「こういった事をやるのがチケットを取る努力!やらない人は愛と努力が足りない!努力が足りないのにチケットが取れないなんて言うな!」なんて事言われたら応援スタンスの違いなのでお互い無視しましょうね、お互いの平穏の為に。って感じです。
私のプライドの話です。こじらせたおたくの面倒くさいだけのプライド。きっとそんな物捨てた方が楽になると理解しているのに、自分の首をずっと自分で締めていた。
しんどかった。
本当にしんどかった。
ゲームの山姥切国広が好きです。三年半彼が好きで、極になった時に本当に感動した。山姥切長義の実装にこれ以上にないくらいに興奮した。そんな彼等がこの立場で、この舞台刀剣乱舞のメインキャラクターとして立っているのに、自分がそれを見ることが出来ないことが舞台のおたくとしても山姥切国広のおたくとしても耐えられなかった。
ひたすらこの三週間辛かった。いいや違う、刀ステを好きになった時から、チケットを取れないことが辛くて仕方なかった。それを必死に耐えて耐えて耐えて、それが今回、なんだかもう、あぁこれでこの公演に行くことができなければ私はダメなんだな、と思った。
「お前さ、結局舞台の山姥切国広が好きなの?それともゲームの山姥切国広が好きなの?舞台なんて二次創作みたいなもんだし、それに行けなくてもゲーム本編に関係なくない?ゲームだけやってればいいじゃん」
私が落ち込みまくっているのを見た身内が呆れたように言った。分かってる。そんな事はとっくの昔に分かってる。「言われんでも分かっとるわ!!!」と逆ギレした。そうじゃないんだよ。私はただ、山姥切国広が好きで、ゲームの刀剣乱舞が好きで、舞台という世界が好きで、その全てが合わさった舞台刀剣乱舞を、現地で見たいだけなのに。それだけなのに。
辛かったです。
チケットが取れなかったら、ブログやTwitterで何も言わないつもりでした。チケットがないのにライビュだけを見るつもりはなかったし、円盤を買うつもりもなかった。とりあえずこれで一度最後にして、しばらく離れよう。ゲームの本丸にはいつか戻れても、舞台は無理だろうな。でも仕方ないよね。私頑張ったもん。頑張ったけどどうにもならなかったらそうするしかないよね、と思った。
結果として、自名義でチケットは取れました。1枚。別に初日でもなければ千秋楽でもない。例え千秋楽の演出変更があってもそれを現地では見れない。それ以前にこのご時世、災害等で当日無事に幕が上がるかも分からないし、自分が突然病気や事故に遭って見れなくなるかもしれない。でも、とりあえず取れた。私は刀ステにお金を払うことが許された。まだ客でいることができました。
限界なんだろうなぁと、今回の先行で思いました。
お金ではなく、気力。一人で戦うにはこの界隈は厳しすぎる。
学生時代からのリアルの友人で刀ステを見る子はいます。仲のいい子ですがチケ取りについては何も話してません。そして私もチケットが取れたことを今その友人達に言うつもりもない。一緒に行こうなんて話もしない。だから協力もしない。
その距離感で私はいいと思っていたけれど、使えるものは何でも使わなきゃ見たい公演なんて見れないんだなぁ、なんて、今回思いました。
皆取れたのかなぁ。気にはなるけど、聞かないし、聞けない。
まだ公演が始まってもいないのに、次回公演もあるだろうなと思っているし、きっとこの公演の円盤に次回作のシリアルコードがつくんだろうなぁとも思っている。
頑張れるかは分からない。
山姥切国広が好きです。好きだけど、どこまで私が山姥切国広を見れるのか、舞台刀剣乱舞を見れるのか分からない。
ファンが増えるのはいい事だと思う。大きなコンテンツになるのはいい事だと思う。
この舞台刀剣乱舞は続きものの作品。きっと次回も公演はある。その次も?その更に次も?観客はどんどん増えるだろう。
でも、自分はその会場に入れるんだろうか。この作品の最後まで、チケットが取れたファンでいられるんだろうか。
今回はたまたま運が良かった。
たまたま運が良かった、が連続している。いつも何だかんだ言いながら一般販売や見切れで何とかなってきた。でも、これはいつまでなんだろう。
最速先行のタイミングで、Twitterで見かけたアンケート(一回しか見ていないので記憶が曖昧ですけど)で、当落についてのものがあった。数千票くらい投票があった記憶があるけれど、結果を見ると私が投票したタイミングで10%くらいの人しか当選していなかった。
最終的にどのくらいの確率に落ち着いたのかは分からないけれど、それを見たときに、いつか私に限界がくるんだろうなと思った。
終わりのないマラソンを走り続けている気分です。
ゴールが見えない。そもそも終わらせる気はあるんだろうか。なんか大昔に四部作みたいな事言ってなかった?気のせい?ここまで大きなコンテンツになった以上、マーベラスにとっても金のなる木。そう簡単に手放すとは思えない。個人的な話をすると私はTRUMPシリーズのファンでもあるので、脚本の末満氏がもっとTRUMPシリーズに力を入れてくれると嬉しい(10周年という事もありここ一年くらいめちゃくちゃ力入ってるけど)そもそもTRUMPシリーズこそ終わるのか分からないんですけどね。雪月花待ってます。
あんまり認めたくもないけど私は多分末満氏の作品自体がとても好きなんだと思う。だからこそやっぱり、刀剣乱舞の原作ゲームのファンとしても、キャラクターのおたくとしても、末満氏の世界に魅せられた一人の観客としても、舞台刀剣乱舞を現地で見ることに拘ってしまっていたんですよね。
チケットが取れたので久々に本丸に戻りました。ついでに次のイベントのPVが出ていたのも知った。めちゃくちゃ面白そうだなと思った。いずれこのあたりの話も舞台やミュージカルでやるのかなぁと思ったり。新しく出た景趣についても変わったばかりだから今から頑張れば期日までには間に合うかなと。まぁひとまず取り返しのつかない要素は無さそうだから良かった。刀剣乱舞のそういうところが好きです。
面倒くさい審神者ごめんねと思いながら、やっぱり私は山姥切国広が好きなんだなと改めて思いました。
思いの外長くなりました。明日も東京遠征です(しかもSPECTER)本当はブログ書いてる場合じゃない。
とりあえず、自分の気持ちの整理がてら一気に書いてみました。楽しい話じゃなくてごめんなさい。
でもね、色々言ってますけど、本当にチケットが取れて嬉しいです。
こんな感じのおたくな事もあり色々と怒られそうだと常日頃から思っているのですが、Twitterのフォロワーさんにもおめでとうと言っていただけてめちゃくちゃ嬉しいです。本当にありがとうございます。
本当は、ブログに書けないくらいもっと重たい事も考えていました。たかが舞台ひとつと思われそうですけど、それでも今の私にとってはとても大切なものなんです。本当にチケットが取れて良かった。
終わりの見えない世界でこの先も頑張れるかと言われたら分からないけれど、こんなおたくでも舞台刀剣乱舞を好きでいる事はまだ許されていると思えたので、今回もついていこうと思います。
長々とお付き合いくださってありがとうございました。
昨日の記事で貰ったマシュマロの話
昨日、とあるマシュマロをいただきました。
「返信不要です」と記載されていたので、きっとマシュマロを送られた方はこの記事を読むこともないと思うのですが、受け取った私としては「エッこの内容で返事不要なの?!」といったものでしたので、私の気持ちの整理としてちょっと書かせてくださいね。
一応、送られた方は紹介されたくないかもしれないので、ふんわりと書きます。
昨日の記事の話です。
宝塚月組大劇場千秋楽と美弥るりかさん - 世界で三番目に幸せ
マシュマロを読んで、ファンの方への配慮に欠けていたな、とちょっと反省しています。
というのも、私自身ファンであるリアル友人にこんなことを言えないからこそブログに書いていた為、同じくファンの方が見られたら中には嫌な気持ちになられる方もいるのは当然の話で。嫌な気持ちになられたらごめんなさいと謝りたいなと思ったのです。返信不要って書いてありましたけど。
どうしてこの内容で返信不要って書かれたのかな~と思っているんですけど、ただ私に物申したいだけならそれも仕方ないです。でももしそうならそれをマシュマロという匿名コンテンツを使った上で、なおかつ返信不要と書くのはちょっとずるいなとも思うんですよ(もちろん気遣われたのかもしれませんけど内容が内容なので。)わざわざマシュマロの画面を開いて私に対してこういった内容の事を言われた以上、やっぱり私としては返事は書きたいです。
結局の所、真相は本人にしか分からない。その通りです。私もそう思ってます。ただ仰られるように真相が分からないからこそ、私はこれまで自分が見てきた景色の中で「そう」だと思ったんです。
マシュマロをくださった方はきっと他に言いたい事もあったと思います。こんな言い方ふざけんなと言いたいだろうと思います。逆の立場なら私はふざけんなよと思ってます。きっと前向きでポジティブなものだと思いたい。でも、私という中途半端な立場の一観客からすると、それだけの受け取り方はできなかった。私だって好きでこんな受け取り方しているわけじゃないし、好きでこう書いてるわけじゃないけれど、こう思ったので昨日の記事を書きました。
真相が本人の口から語られないからこそ、観客がどう受け取るかはわからないし、それに対して何を思ってどう言おうともそれは自由だと思ってます。もちろんそれで周囲を叩いたりするのは良くないと思いますが、私なりの感情で、私なりの受け取り方で惜しむことくらいは許してほしいです。
記事は訂正せずにそのままで残しておきます。まぁ私のブログですし、嫌な気持ちになるかもしれないから自己責任で読んでねといったスタンスのブログであるのはトップにも書いているので、このあたりの書き方についてはご容赦くださいね。
以上です!
こんな事書くとマシュマロを読んで怒ったり落ち込んだりしたのかと思われそうですがそうじゃないです。ただどうしても私自身ネガティブ寄りに受け止めてしまっていた為、そのあたりの配慮に欠けていた事は申し訳なかったなと思って補足として記事を書きました。
宝塚月組大劇場千秋楽と美弥るりかさん
ライブビューイングが私は好きじゃない。
とにかく現地に拘りまくっているタイプの舞台おたくであることはもう散々ブログで語ってきました。今更このあたりについて語るとまた本題に行き着くまでもなく終わってしまうので略すのですが、とにかく私は現地で見たい。ライビュで満足できない。だから宝塚月組大劇場千秋楽、チケットを取れなかった時点でスッパリ諦めようと思ってたんですよ。「ライビュの為に有給使うなんて」という気持ちもあったし、そもそも1〜3月と贔屓の退団で有給を使いすぎたというのもある。
でもね、15日の朝、目が覚めて、近場の映画館の残席情報をちょっと見て、席が残ってたんですよ。
まぁ行くよね。
美弥さん贔屓の友人に映画館で「本当に来たの?!!」と驚かれ笑うしかない。けれども、正直私は自分がこういった人間であることは分かっていました。こういう人間なんですよ(学生時代本命ジャンルのゲーム発売日に学校を早退していた女です)
と、いうことで月組千秋楽をライブビューイングで見てきました。前置きがめちゃくちゃ長いですね。あんまりレビューっぽい事は書けないので簡単に思った事…というか、ほぼ美弥さんの話を感情の整理の為に書こうと思います。
私にとっての美弥るりかさんは、何よりも先に「友人の贔屓の方」という存在でした。
リアルの友人が美弥さんの大ファンで、彼女が楽しそうに美弥さんについて語るのを聞くのが好きだった。だから美弥さん関係の公演とか映像とか雑誌とかそういったものを見る度に浮かぶのは友人の事。「あっこの美弥さんめちゃくちゃ格好いい!(友人)好きそう!」みたいなそんな感じ。
もちろん私個人としても「美弥さん格好いい〜〜!」とはなるけど、一歩引いて見ているというか、やっぱり自分よりも強火でめちゃくちゃ好き!!!ってなってる「友人」が近くにいると「その子よりも私の方が」とはならない。なれない。小学生の時とか友達と「クラスの気になる男子誰?!」みたいな話になった時に友人が名前を挙げた子は除外して自分も選ぶ、みたいな。当時のモーニング娘。で相手がなっち好きならこっちはゴマキ、みたいな、いや当時私は吉澤ひとみさんと加護亜依ちゃんが好きでしたけど。既に話が逸れまくってる。
何が言いたいかって、私はリアルの友人と推し被り的なことができない人間なんですよね。
対する私の方も自分の好きな人の素晴らしさを周囲に知って欲しいけど、別に同担になってほしい訳じゃない。なんというかそのあたりはほっといてほしい。自分はめちゃくちゃ好きだけどそれを一方的に語るので充分というか、相手が「じゃあ私も!」って同じ熱意でこられるとちょっと困る。それこそネットとかで初めから同担って分かってたら全然いいんだけど、まっさらな所から「リアルの友人が」「自分と同じ人を自分並み(以上)の情熱で好きになる(なられる)」の2つの条件が揃うとちょっときつい。私はね。ここ重要です。個人の意見です。
だから私は、自分がそうであるからこそ友人の推し(贔屓)に熱意の全てを傾けることはできない。してはいけない。それをしてしまうと友情にヒビを入れてしまうタイプのおたくであることを理解しているから。なので見に行く動機と私個人の気持ちとしては、「友人の贔屓である美弥さんの退団を友人と同じ場所で見送りたい」というものが一番大きかったように思う。
まぁ、こんな事を考えて見ていたんですよ。
武蔵を見て、クルンテープを見て。退団者の皆さん綺麗だなぁ、美園さくらちゃんお披露目おめでとう、なんて思って。フィナーレが終わって。緞帳の前に組長の光月るうさんが出てきて、美弥さんに対する言葉をお話しされて。
「もっと美弥るりかを見ていたかった」
この言葉を言われた瞬間に、最初何故か笑い声かな?と思ったんです。あまりにも大きな声がライビュ会場に流れたものだから。でもそれが会場の客席の泣き声だと分かった瞬間。急に耐えきれなくなった。
ビックリするくらいに泣いた。
美弥さんの退団発表はめちゃくちゃ辛かった。でも、自分がここまで泣く程美弥さんが好きだったなんて思っていなかった。「友人の贔屓の美弥るりか」ではなく、純粋に「美弥るりか」というスターが自分が思っていた以上に好きで、退団がこんなにも悲しくて辛い。本当に惜しい。もっと見たかった。見れると思っていたのに。そんな気持ちが溢れ出した。
一気に泣きすぎて涙が垂れ流しのままサヨナラショー。まさかのバッディ。いきなりのスイートハート様。ここで涙が物凄い勢いで引っ込む。流れるように1789の「私は神だ」友人が美弥さんに落ちたきっかけの公演。きっかけの曲。友人生きてるかな。なんて思いながら観ていた。もちろん私も興奮していたけれど間違いなく正気じゃないであろう友人を思うと、ちょっと冷静になれて笑顔になった。
そしてテキーラ、この地上の何処かに…と曲は続き、最後のEverything for Love、今公演のショーを怪我で休演していた海乃美月ちゃんの姿を見た瞬間「幻覚かな?」と思った。公演が終わった瞬間真っ先に「海乃美月」でTwitter検索したのは言うまでもないです。幻覚じゃなかった。
退団挨拶。「1993年、私はこの大劇場にいました」そう話を始められた美弥さん。ライビュのアングル的にも美弥さんの背後に写る月城かなとさんの表情がよく見える。それを見てもうボロボロ。泣きますよこんなの。
最後まで美弥さんは美しい姿を見せたまま、大劇場を後にされた。
終演後、友人が「こんなの見せられたら成仏するしかない」と言っていた。私は何も言えなかった。彼女には言えないけれど「惜しい」という気持ちが勝ってしまった。サヨナラショーで中心に立つ美弥さんを見て、これが観れる世界があったかもしれないのに。なんて事を思った。そんな事を美弥さんのファンは一番思ってるだろうし、それを何とか飲み込もうとしているんだと思うけれど。
美弥さん自身はとても晴れ晴れとした表情をしておられた。本人としては満足なんだと思う。多分。でも美弥るりかにしか出来ない役、演目があって、それを大劇場のセンターで演じて欲しかった。なんて一観客として思った。
友人と別れて家に戻って、またもやビックリするくらい泣いた。何が悲しいのか分からないくらい悲しくて辛かった。最後まで美しく大劇場を後にされる美弥さんと、それを必死に受け入れようとしているファンの方の姿を見て色んなものが耐えられなくなった。
トップにさせるつもりがないなら、二番手の羽根を背負わせるべきじゃなかったよなぁと思う。宝塚における二番手の羽根は軽いものではないと思っていた。だからこそ、ここで退団という道を選ばれたことがとても悲しいし、辛い。
トップになって欲しかったな、なんて思うこと自体が今となれば美弥さんに対して申し訳ないし、辛いとか悲しいなんて感情を持ちたくない。可哀想なんてもっての他なのは分かってる。
でも、だからこそただひたすら、この公演を見て、サヨナラショーを見て、やり場のない気持ちだけが残ってしまった。
今回の公演。お芝居といいショーといい、美弥さんの退団公演にしては「餞別」と言えるものが少なかったんじゃないかなと思う。ショーの黒燕尾はとても良かったけど、お芝居はもっと見せ場があっても良かったと思う。ついでに美弥さん個人に拍手を沢山送れる所が少なかったように思える。
一応、事前の評判は何となく聞いていたので思っていた程酷くはなかった。けれど退団云々を抜きにしてもお芝居の主人公の宮本武蔵に感情移入することがとても厳しく、結局武蔵は成長したのかと思いきや最後まで人を殺して人間的な成長を感じ取ることが難しい。ヒロインのお通とも一緒にならないし必死に追いかけてきたお通がただただ可哀想。佐々木小次郎だって出てきては一瞬でいなくなってしまい、個人の掘り下げが少なく背景が全然見えてこない為武蔵の宿命のライバル感がとても薄く感じられた。
この公演で退団するのか、と思うと、やっぱりちょっと思うところは出てしまう。せめて武蔵と小次郎の決闘にもっと尺を使えばいいのに。もっと華々しく終わらせてくれれば良いのに。流石にこれはあんまりじゃないかな、と思う。
脇を固める月組の組子の演技はとても良かっただけに、脚本が本当に残念でならない。東京公演で少しでも改善してほしいけど、変えるにしても限度があるし、なんというか、本当になんというか…という感じです。
ショーはお芝居に比べると良いけど、傑作という訳でもないので…ただ暁千星さんの女装シーンやムエタイの場面など個人的な見所はありました。(ハロプロ好きとしてはアイドルシーンの曲が変更になったのはめちゃくちゃ悲しい)
宝塚における異例の二番手切りをした以上、もっと美弥さんのファンが納得できるような構成にすれば良かったのでは…美弥さんのファンの方の気持ちを思うとやっぱり何も言えなくなります。
この気持ちをどこにぶつければいいんだろうなぁ。美弥さんのファンの友人にこんなこととても言えないからこうしてブログに書いています。15日も16日もしんどくなって泣いて、なんで自分がここまで泣いてるのかもよく分からない。
ただ一つ言えるのは、やっぱり二番手切りなんてもうしないでほしい。それだけです。
少しでもこの感情が美弥さんが宝塚を退団される6月9日までに昇華されたらいいな、と思います。
何かあればマシュマロまでどうぞ。
4/18 追記↓
レ・メルヴェイユーズ ラデュレ スティックルージュ02 Destin(デスタン)
忙しい。
前回の記事で一週間に2回更新できたらいいかな〜なんて甘えたこと書いてたんですけど完全無視です。清々しいですね。本当忙しい。何が忙しいんだろう。やる事が沢山ある。あと考えることも沢山ある。現場もある。私生活、というより趣味関係が忙しすぎる。今週も現場です。なんでこんなに予定詰め込んだんだろう。
言い訳はさっさと辞めて本題いきますね。今日は(も)コスメの話です。
運命(デスタン)ってめちゃくちゃ格好いい名前だと思いません?
レメルヴェイユーズ ラデュレ LADUREE スティックルージュ #02 [ 口紅 ] [並行輸入品]
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と、いうことで今日はラデュレのスティックルージュの話をします!が、その前にですよ。
ラデュレのコスメが各デパートのオンラインで買えるの、皆さんいつ知りましたか?
私は今年の2月頃だったかな?1月かも。ちょっと記憶がもう怪しい。12月ではないのは確か。
私は田舎に住んでるので地元のデパートのカウンターで売ってないコスメブランドがめちゃくちゃ多いんですよ。だからデパコスの大半は各ブランドのオンラインかデパートのオンラインを利用してるんですけど、ラデュレって何故か実店舗販売のみだった。んですよ。多分。私の知らないとこでやってたかもしれないけど。
それがさ、1月だったか2月だったか。いつものようにHANKYU BEAUTY ONLINEを覗いてたら「ラデュレ」の文字を見かけたわけですよ。まぁいつもの通りマカロンの方かと思うじゃん。クリックしたらそれがコスメの方でまぁビックリ!これまで頑なに通販してくれなかったのに一体どんな風の吹き回し…?!と思って大層驚いたんですよ。一体いつからデパートのオンラインで買えるようになったんですかね?知らなかったですね。12月に夜行バスでラデュレのチークポットを抱えて持ち帰った話とか何だったんだよって思いましたよ本当に。
何はともあれ遠征のついででしかチェックできなかったブランドの敷居が下がるのはめちゃくちゃありがたい話です。う、嬉しい〜〜!
いきなり話を逸らしてすいませんでした。肝心のリップの話をするとめちゃくちゃ私の好みのピンクブラウンです。これです。私の好みなんです。
なんかちょっと赤みが強く見えるような気がしないんでもないんですけど撮影環境(玄関)のせいです。
一応もう一枚いつもの部屋で撮った写真載せておこう。
極端にブラウンブラウンしていないので日常使いでも全然問題なし。ブラウンを期待しすぎると肩透かしかも。私はこの手の色が大好きなのでめちゃくちゃ嬉しいですけど!
色の可愛さはもちろんめちゃくちゃいい匂いがするんですよ。これだけでもうクオリティオブライフ爆上げ。何この匂い?!めちゃくちゃいい匂いなんですけど?!
実のところ、私はあんまり香りのついたリップが得意ではないのです。食べ物系…特にチョコレートの匂いとかチョコを唇に塗った気がしてあんまり…でもまぁ使うけどね。散々買ってるシャネルだって今はもう慣れたけと最初は「何この匂い?!」と思ってました。
でもね!でもね!!!このラデュレは!!!めちゃくちゃいい匂いなんですよ!!!これまで唯一香り付きで好きだったジルスチュアートのリップブロッサムと同じくらい好き!!!
花の香りですかね?あんまりそのあたり詳しく調べてないので適当なこと言ってますけど、本当この匂いを嗅ぎ続けたい。リップ塗るたびにめちゃくちゃいい女になった気がする。
ただ、一つだけ手に取った時に気になっていたことが。
以前このブログで(私が)虚無(の時に使う)リップとして記事を書いたセザンヌのブラウンとは名ばかりの102と似てるかな?って思ったんですよ。本当、一瞬ですけど。肌への馴染み具合とか見てね。
まぁ全く似てなかった。笑
というか肌に出すまでもなく似ていなかった。気のせいでした。私がセザンヌの102を買った時に求めていた色ってこの感じだったんだなと思いました。
本当セザンヌさんの「ブラウンとは…」感凄くないですか?…そういえばセザンヌさんから新しくブラウンの刺客が出ましたね。
新しくって言っても一ヶ月以上前の話ですけど。チェックはしてたんですよ一応!結局買わなかったので何も言ってないだけで!
店舗で見た時、セザンヌの什器に大きく「ブラウン」とか書いてあって「オッ?!」と思った記憶があるのですがどうやらこちらのリップ、パッケージを見る限り「レッド系」に分類されるようですね。セザンヌさんのブラウンの基準がよく分かりませんがブツさえ良ければいいでしょう。これ以上プチプラで似たようなリップ増やすのも…感があるので購入は保留ですけど。
またもや話が大変逸れました。
何が言いたいかっていうとですね、ここまで私の好みの色のリップなのに手持ちとびっくりするくらい被らなかったことです。私の手持ちは青みに寄りまくったリップがめちゃくちゃ多いのでこの手の色は何故か持ってなかった。何でだろう?好きなんですけど。ブランドで選んだり名前で選んだりする事が多いからですかね。
何はともあれめちゃくちゃ好みのリップを手に入れる事ができて満足です。無くなったらリピートするつもりなのですが、これだけリップ持ってるので使い切りとは縁がないという笑
少なくとも死ぬまでの分のリップは持ってますね。何なら来世の分も確保してます。コスメおたくあるあるですね。
本当はここ二週間くらいの舞台絡みで書かないといけない記事があります。しかも一つじゃない。けれどどのネタもめちゃくちゃ精神力を使うので元気な時に書こうかな、そもそもこのまま書かずに無かったことにするかもしれません。概ねバレてる気はしますがお察しください。まぁなんかこのあたりでちょっと病んだりしてここ一週間くらい記事書けなかったのもあります。でも昨日の宝塚月組千秋楽の話は少し言いたい。書けたら書きます。
コスメの話もね、新品の某ブランドリップを初回使用で折った話とかね!!!!!うん楽しくない!!!!つらいからやめよう!!!!とりあえずドライヤーでくっつけた!!!!一応使える!!!!私の心は折れたけど!!!!
3月に散々幸せな思いをしたので4月に不幸が訪れていて上手いこと運調整されてるんだと思って我慢しています。でも車に鳥のフンがかけられたのは許してないぞ!流石にひどくない?笑
幸せなんだけどね推しくんと贔屓の話限定で………それが幸せならいっか………でもやっぱり新品のリップ折ったのはショックだ〜〜〜〜!
以上です。
トムフォード クリームカラーフォーアイズ 03 スフィンクス
こんにちはこんばんは。ここ最近は週に二回くらいブログを更新できたらいいかな〜くらいに思っているのですが気を抜くと平気で忘れてしまいます。日が経つのが早い!
昨日は舞台観劇の為遠征していた事もあり記事を書くなら今日しかなかったんですけど、撮り貯めたCS(スカステ)をチェックしながらHDを整理するのに一日使ってしまったのでこんな時間に…書き終わるの今日中に間に合うかなこれ。
今日は2月末に買ってからほぼ毎日使用しているアイシャドウのお話をようやくしようと思います。ようやくトムフォードの話ができるぞ〜〜〜!ずっとしたかった!舞台とか限定コスメとか至急のネタが多くて後回しになってしまいました。反省。
TOM FORD(トムフォード) TOM FORD BEAUTY クリーム カラー フォー アイズ (03 スフィンクス)
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今更?!って話ですけど今更買いました。い、いやなんかタイミングが掴めなくて…定番ってタイミング逃すといつ買えばいいか迷いませんか?
私の場合「この時に使いたい!」といった理由がないと心の中に住む冷静なもう一人の私が「それ今いるの?!いつでも買えるよね?!他にも色々持ってるよね?!それを今購入する理由はあるの?!」とお叱りになります。
そんな私に訪れたビッグイベント、2月末にあった宝塚のご贔屓最後のお茶会。「この時に使いたい!!!」というこれ以上にない理由付けにより心の中のもう一人の私も笑顔で許可。無事(?)購入することができました。
前置きはいいんだよさっさと紹介しろよって話ですね。ごめん。
この写真を掲載するにあたっていつもと違う箇所があります。背景です。常に「撮影環境が悪すぎる」と言い続けてきたのですが、今回のスフィンクス、このラメ感が伝わらなければ意味がなさすぎる…ということで家中をウロウロしながらようやくこの環境を見つけました(玄関)
一応ね!いつも!写真は何枚も撮影してるんです!その中で一番マシなの載せてるんです!全然説得力ないけど!この玄関のだって一番マシなのがこれだったんです!ボヤッとしてるけど!許してください。
このラメですよ。偏光ラメ。ピンクゴールド。角度によってピンク系にもゴールド系にも見えるの。でも写真じゃ全く分からないの。ごめん。これ以上は我が家では無理です。
単色でも可愛いし手持ちのアイシャドウの上に塗っても可愛い。何をどうしても可愛い。最高。ちなみに私の手持ちのアイシャドウの8割はブラウン系なのでどうあがいても合うんですよ。ごめんね撮影技術がなくて!!!
簡単に最近お気に入りの使用例を。
TOM FORD(トムフォード) TOM FORD BEAUTY アイ カラー クォード (03 ココア ミラージュ)
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まずは無難に同じトムフォードのココアミラージュ。マット→ラメと印象が変わって二度美味しいです。相性バッチリ。
つい最近買ったTHREEの桜パレット、このブログで「ピンクなのに腫れぼったくならない!!!」と大興奮していたのですが、もちろんつけすぎると事故ります。でもそんな時はこのスフィンクスを上からつけるとあら不思議!事故っても誤魔化せる!笑(個人の意見です)
多分OLなら皆持ってる(偏見)ルナソルのスキンモデリングアイズ01、普通に使っても超手堅く無難なパレットですが、ちょっと今日は華やかにしたいな〜みたいな気分の時にスフィンクスを上からぽんぽんと塗るとスキモデをオシャレにアップデートできます。
まぁこんな感じでとにかく色んな使い方ができるので夢が広がります。今すぐトムフォードのカウンターへGO!!!
唯一の不満点…というよりどうしよこれって話なんですけど、この容器に指を突っ込むタイプは衛生面が気になるんですよね。下手したら爪についちゃうし。筆で取ればいいんですけどイマイチうまく乗らないというか、結局指でブワーっと塗った方が広範囲にキラッキラになるというか。筆で取ってから指に塗って広げればいいのか(?)まぁめちゃくちゃ可愛いからいいや。
他の種類のクリームアイシャドウもめちゃくちゃ可愛いので凄く気になってます。しばらくはスフィンクスで遊べそうですけど。
何で地元にトムフォードがないんや……。と私は遠征の度に思います。ヅカオタなので大体行くトムと言えばうめはんなんですけどいつ行っても混んでませんかあそこ…海外のお方とか特に…大体土日に行くからか…。他の所行けばいいのかもだけどこっちも常に時間ギリギリで動いているので行ける所に限りがあるという。
都会のデパートのコスメフロアに行く度に「私はここじゃ生きていけない…」と思ってます。人混みが本当に苦手なんですよ…。
まぁ地元のデパートのコスメフロアみたいに人が居なさすぎるとそれはそれで見にくいので迷いどころですね。客より店員の方が多い時間帯ばかりに行ってるってのもあるんですけど。
とりあえず週に二回更新の自己ノルマの為取り急ぎ更新でした。いやこんなノルマみたいな事言ってますけど義務感とか全然持ってなくて好きなタイミングでブログの記事書いてるのでしっかり更新してなくてごめんなさい。毎日書いてる人とか見ると凄いな〜って思ってます。ネタはあっても時間がないんだよ〜〜〜!あと気力!
ようやく溜め込んでたコスメネタを一つ消化して安心したのですが、今週また限定コスメを買ったのでプラマイゼロです。今度書きます…今度ね…。実はトムフォード関係についてもこれで手持ちは消化したかに見えて実は少し増えているのでこれもね、また紹介します…書きたい…時間が欲しい…あれ?結局コスメ増えてるからプラマイゼロじゃなくない?ネタ自体は増えてるなこれ?
ネタに困るよりは溢れていた方がいいのかもしれませんが多すぎても「書かなきゃ…」というよく分からん自己プレッシャーがあるのでちまちま消化頑張ります…昨日見た舞台の話もね…。
まぁなんとかこの記事は今日中に書き終えれたので良しとします!
無理やり終わらせよう!以上!笑
タイミングを逃した限定コスメ話
今日は雑談です。
ブログのネタはある。というかありすぎる。特にコスメの話は山ほどできる。元々収集癖があるものだから「可愛い!」と思ったものや「綺麗!」と思ったものはもう頭のネジが外れたようにカードで買ってしまう。それが限定ともつこうものなら思考時間ゼロ。ブルベ?イエベ?そんなもの関係ない。似合おうが似合うまいが良いと思った瞬間にポチる。「現金を持ち歩かない主義です」なんて周囲には言ってるけど単に毎月自由に使える給料のほとんどがカードの支払いに消えてて引き出す現金がないからなんだけどね。わはは。まぁいいや生きてるから。
そんなこんなでコスメを買うスピードと記事を書くスピードが全く合わない為、次々と記事を書いてない積みコスメが増えていく。それどころかそもそも未開封のコスメもガンガン増えていく。これ一体何がしたいんだろうね?自分でもよく分からない。けど買い逃したら夢に出るから買ってしまう。限定コスメの為なら仕事の休憩時間に抜け出してデパートに駆け込んだりもしちゃう。一種の買い物依存症な自覚はあるけれど、とりあえず借金はしてないしカードの返済も何とかなってるし貯金を崩してもいないのでなんとかギリギリの所で成り立っているからセーフだよ。まぁお金の話はこのくらいでやめよう。楽しくないから(現実逃避)
そんなこんなで、いつかブログのネタにしようと思っていたけれど書くタイミングを逃したコスメについて少しだけ話そうかなと思います。今日の基準は限定であることただひとつ。発売時期は無視。とっくの昔に完売したコスメの話なんてしてどうするんだって話なんですけど、レビュー記事ではない事だけは予め断っておきます。買った自慢だけだから。
- SHISEIDO ネイルエナメル ピコ 01 船出
以前同シリーズのひよっこの記事を書いた時にもう一個買ったと言っていたのがこの船出。今月頭に購入。先日まで宝塚のご贔屓の退団公演を観に行く時に使ってました。
もうこの「船出」って名前がお芝居の「霧深きエルベのほとり」にピッタリ!と思ったんですけど、塗ってみるとショーの「エストレージャス〜星たち〜」っぽさがあってどっちにしろ当たりでした。すぐにこじつけるんですけど許してください。まぁ贔屓は陸に残ったんですけどね。
- ルージュ ルージュ ピコ YE406 れもん
いつの話??!って感じなんですけど、一応これを使用するにあたりマキアージュさんのお話をしなければなりません。
マキアージュのルージュミニ。3月に出た話題の限定品。今は亡きプレイリストの亡霊にしか見えないカクテルモチーフのリップですがもちろんチェックはしておりました。手持ちのリップは青み系がめちゃくちゃ多いのでここは(またもや)ニュアンスを変えられる黄色を…と思ったのです。でも実際に手にとってみてなんだか思ってたのと違う…と購入を断念。というか、なんかこれ似たようなもの持ってなかった?
と、いうことで置物になっていたこのれもんを発掘。使ってみることにしました。
一応使用感について…なんですけど、まぁ普通ですね。今年出たひよっこの方が色的には好きかなとは思いますが、繰り出しタイプのリップが好きなのでそこはね。定番だったらもっとゴリゴリ使ったけどなぁ。
結局今のマキアージュと似てるのかどうかは全く分からないのですが、どっちも黄色だしなんか薄いし似たようなものでは……違う?適当なことばっかり言ってます。ごめんって。
それにしてもこの手のニュアンスを変える系リップ、なぜラメを多用するのでしょう。仕事に使うにはちょっとなぁと思ってしまいます。あと限定商法やめてくれ〜〜!
結局ヴィセアヴァン018が最強なのかもしれない。
- シャネル オンブル プルミエールプードゥル 905
結局白も買っちゃった★
…じゃなくて!!!はい。タイミングを逃してました。実は買ってました。もうこのライオンシリーズコンプリートする気なんですかね私。なおこちら未だ未使用です。ここまできたら唯一買ってない906も買いたいけれど今更どこにも売ってないだろうなぁ…。ご縁があったら買おう。
- ジルスチュアート リップブロッサム 38
私の唇が全く荒れない奇跡のリップ。その名もリップブロッサム。前々からこの38番が欲しいな〜〜と思っていたところにこの限定パケ!チューリップレッド!買うしかないでしょ!と思って購入。買って満足したので実の所まだ使ってない。
肝心の限定要素ですがストーンはともかく本体は言うほどピンクでもない…というかピンクかこれ…?(ピンクです)
実の所私はあんまりゴテゴテしたパケは好きではないのですが、ジルほど清々しい感じだと逆に好きです。めちゃくちゃ可愛いじゃん!どうか君はそのままでいてね…。
うん、まずは4個。頑張った。記事を書いてから写真を撮りました。疲れたのでとりあえず今日はこんな感じです。
NOT限定品のコスメ達がめちゃくちゃこっちを見てる気がするんですけど気のせいってことにしましょう。いつでも買えるからいつ記事書いてもいいよね。いいと言ってくれ…。
欲しいコスメはまだまだ沢山あります。限定も定番も、というか色物ばっかり買ってるからそろそろベースメイクとかも買い足したい…最後に買ったのいつだっけ、半年前くらい?私にしてはめちゃくちゃ昔ですよ。プチプラでも欲しいものが沢山ある…物欲どうなってんだって話ですね。
こんなブログですけど読んでいただけて嬉しいです。面白い事が書けなくて申し訳ないなぁと思ってます。いつもお付き合いくださる方には感謝しかないです。文才が欲しい〜!それ以上にお金が欲しいな〜〜〜〜!
結局お金の話です。おわり。
(おまけ)
限定コスメの括りに入れていいかはともかく舞台刀剣乱舞のマニキュアを買った話と山姥切国広の歩数計が届いた話も一応しておきます。マニキュア、一体いつ予約したのかさえ覚えていないんですけど延期に延期を重ねて本当に発売したんだ…と感慨深い気持ちです。まだ勿体無くて一本も開封してません。
歩数計もいつ予約したんだっけって感じですけどそういえば山姥切長義がラインナップにギリギリ出なかったタイミングでしたね。なお届いたのは今日です。健康に気をつけようという名目で合法的に買うことができました。車社会で生きているので本当歩かないとまずい。
こういったキャラグッズ的なものを買ったのも久々かもしれません。たまにはいいよね。
出してしまったお手紙(懺悔編)
生きてます。
25日に死ぬのでは…みたいなテンションで贔屓を見送り、全てに満足してやはり今死ぬしかないみたいな状況だったのですが何とか生きてます。
24日に贔屓が退団して6日経過しました。27日に某舞台の先行情報が公開されて真顔になったのですが、25日と26日贔屓の退団に浸る時間を貰えたことは感謝してます。先行方法については許してません。シリアル付けろって言ってるでしょ!!!!金で!!!!殴らせろ!!!!ガチガチに本人確認しないと許さないからな本当に…話が逸れました。
某舞台のあれそれについて考えると鬱になるのですが、とりあえず贔屓関係についてはめちゃくちゃ満足できましたし、本当に幸せなまま成仏できました。
先にお礼を。まずは千秋楽を見た後に書いた前の記事の話ですが、色んな方に読んでいただけたようで恥ずかしいやら申し訳ないやらです。読み返してみるとめちゃくちゃな文章で笑うしかありませんでした。どんだけ混乱してたんだよこいつって話ですね。本当に贔屓の退団のあれそれについては私生活でも色んな方に迷惑をかけました。特に職場。25日は有給を使って休んだのですが職場の方から心配のLINEが来てちょっと笑いました。とても良い職場に再就職できたと思っています。
何はともあれ今でも夢を見てるような気持ちではありますが、一応そろそろ感情をまとめようと思ってはてブロを開きました。
で、タイトルなんですけどね。
今日はお手紙の話をします。「懺悔編」とついていますが他の編があるかと言われたら特にないです。とりあえず懺悔の必要が発生した為、恥を忍んで出してしまったお手紙の話をしようと思います。
今まで応援している人に出した手紙の数って覚えてますか?
私は覚えてないです。今のスマホに変えてから(だから一年半くらい?)の手紙は写真で取るようになったけど、それでも撮影忘れとかもある。好きな人に手紙を出すようになって最初は「○回目のお手紙です」なんて可愛らしい事を書いていたのですが気づけば訳が分からなくなっていた。
一応撮影した手紙は、次の手紙を書くタイミングに一回前の分だけはなるべく読み返すようにしている。前回どんな感じで話を終わらせたかな〜〜みたいな、そういうの。
でも基本的に私は自分のブログを読み返さないように、自分の書いた手紙を読み返したくはない。ほぼ日手帳に書いてる毎日の日記はめちゃくちゃ読み返すけど。この差としては「人に読ませる文章か」の違いがあって、何というか私は人に読んでもらった文章を読み返したくはないのです。「えっこれ人に読ませたの…マジか…」みたいな気持ちになるので。常に黒歴史を量産している気分。
じゃあ書かなきゃいいんですけど、文字を書く事は好きなんですよね。…うん!この調子で書いてたらいつ本題に辿り着くか分からないな!さっさと話を進めます。
それでですね、なんというか、その、贔屓が退団したじゃないですか。それでこの6日間色んな事を考えて、「私は本当に幸せなファンだったな〜〜辛いこともあったけど応援できて良かった…」みたいな過去を思い出しタイムに入ったわけですよ。
魔が差したんです。
「そういえば…贔屓の退団が決まってから手紙出しまくったけど…何書いたっけ…」
やめとけよな。消せばいいんだよそんな画像データ。読み返して何になるんだよ。なんで手を出したんだよ。大体手紙なんか書いて何になるんだ?その分一公演でも入った方がよっぽど相手の為にならない?(考えてはいけない)
……見なきゃ良かった…………。
ということでタイトルです。流石に全部晒すことはできませんが、目に留まった中で「うわぁ」と思ったものをざっくりとツッコミを入れながら懺悔します。
被害者は宝塚のご贔屓、若手俳優の推しくん、たまに他にも応援している方(複数名)です。大体贔屓と推しくんが被害を受けていました。
対象期間は贔屓の退団発表があった11月中旬から今日に至るまで。実際はもう少し出していた気がしなくもないのですが画像データが残ってた15通ほどを見てギブアップしました。精神の修行すぎた。
こうやって書くと面白そうに見えるんですけど全然面白い感じじゃないです。懺悔ですからね。
- 「いつもキラキラ輝いている姿を見るのが大好きです!」
まともじゃん。そう見えるじゃん。あのね、これ毎回手紙に書いてるの。しかもね、誰に対しても書いてる。連続して手紙を読み返したので気づきました。いくらなんでも頭が悪すぎる。ボギャブラリーの貧相さが浮き彫りになりましたね。私の中では皆輝いてるんだよ…。
- 「ps.読んでもらった質問私が書いたものです!」
う、浮かれてるなこいつ…嬉しかったんだよね。うん。めちゃくちゃスペースがないのに無理やりpsでねじ込んでて話の流れの急展開っぷりに真顔です。そんな事アピールして何になるんだ?(自分に辛辣)というか他の人がその質問してた可能性…考えないようにしておこう。
- 「何で今更この話なのかと言いますと書きたくなったので書きました」
その一文いるかなぁ……
推しくんがめちゃくちゃ良い事をネットで言っていて興奮した手紙の内容なのですが、本当にいらんことまでベラベラと書いてて「うわぁ…」となりました。私は手紙を書くときに自分語りにならないよういつも気をつけているのですが、その結果とっ散らかった感じになってますねこれ。推しくんこんな手紙読ませてごめんね…。
- 「(グッズ)手帳に貼りました!」
あのね、貼ってない。
意味不明すぎて笑った。な、なんでこれ書いた?!酔ってたのか?!流石にナチュラルに嘘ついてるのはどうなのこれ???まぁ相手もそんな事言われても知らんがなですね。とりあえず貼ろうと思います。
- 「この世界の誰よりも幸せになってください」
重い。
大泣きしながら書いた記憶はある、というか数日前です。でも中身は全く覚えていなかった。
予想はつくと思うのですが、在団中の贔屓に出した最後の手紙です。物理的にも重ければ中身もめちゃくちゃ重かった。いや、なんか、流石に晒す勇気はないのですが、手紙の中でめちゃくちゃ懺悔してるんですよ贔屓に。その締めの一文がこれ。本当にクソ重い手紙を最後に出してました。他人事みたいに書いてますけどえ?マジでこれ私書いたの?今日の記事は贔屓に懺悔の手紙を出した事を懺悔している記事という訳の分からない構成になってます。
私はよく推しくんのTwitterのリプライで「行けないけど応援してます」みたいなリプライ送ってる人たちにキレてるんですけどそれの手紙版みたいなもんなのかな…と思って凹みました。いや行ってるけどね私。とりあえず相手に懺悔するのはやめようね…。
ここまでざっくりと懺悔してみましたが、ここまではウォーミングアップです。この次が本命懺悔…本命って何だろうね。この記事を書くきっかけの懺悔となります。失笑しかないです。何だと思います?
- 宛名漢字誤り
…えっ
何言ってんだこいつ、って話なんですけど、本当に何言ってんだよって一番自分が思ってる。
いやあのね、私は手紙を撮影する時はいつも封筒と便箋両方撮影してるんです。封をする前に撮影してるからね。
それでこの手紙を読み返す中、ふと目が止まって、気づいてしまった。
封筒の「〇〇 〇〇様へ」の部分、漢字間違えてる。
なんでこれ今気づいたかな?!!
き、気づきたくなかったーーー!失礼すぎる!しかも間違い具合がね、漢字のある部首が丸々抜けてるんですよ。手紙本文の漢字が合っているのは不幸中の幸いですけど、なんでこれ間違えた?!!
別途手紙で「すいません前回の手紙宛名間違えてました」なんて書くのも失礼すぎる。詰んでるんですよ。
願わくば届いてないことを祈りたいのですが、部首が抜けてるくらいなら届くだろうなぁ…というか私の手元に戻ってきてないし……。他にも出した手紙に自分の住所書いてないとかそういったミスを見つけたりもしたのですが、漢字誤りに比べれば大したもんじゃないです(これもやばい)
うわ〜〜〜本当に気づきたくなかった〜〜〜〜!!!
これを懺悔したくてこの記事を書きました。自分一人で抱えるには重すぎた。オチはないです。懺悔だしね!!!皆様も宛名にはお気をつけください。
普通間違えないっての。本当になぁ…。
読み返すと、こんなこと書いて何になるんだみたいな事ばっかり書いてました。
よくまぁこの内容で出したよね、という気持ちが主なのですが、唯一しんみりしたというか、これは書いててよかったなと思ったのは「次もまた手紙出します」といつも最後に書いてた所だと思います。
「次の〇日公演も観に行きます」「次の演目も観に行きます」「次の雑誌も買います」等々、次がある事を分かっていたから書いていた手紙ばかりで、推しくんはともかく、贔屓に関してはもう「次」がない今となれば、そうやって次を書けたことが本当に幸せだったなと思うんですよね。
贔屓に出した最後の手紙に「これが最後の手紙になります」と書いていて、これを書いた時には「これだけ覚悟した感じのもう最後って手紙書いておいて、25日になってインスタ始めましたみたいな展開だったら笑うけどなぁ」なんて事を考えていた記憶は残っているのですが、残念ながら25日になってもインスタは始まらなかった。
手紙を当たり前のように出せていたことって本当に恵まれてたんだなと今更ながらに思います。
…何かしんみりとしてしまった。笑
6日。長いような短い時間でしたけど、とりあえず今日の時点で先のことは何も分からない。でもその空白の期間を作ってくれたことに私は本当に感謝をしていて、自分の心を整理するだけの時間を貰えたなと思ってます。
贔屓は今も生きてるし、私も生きてるし、きっとこれでさよならじゃないよね。なんて思ってる。
今だから書きますけど、私は一応、千秋楽のその日まで「宝塚の男役七海ひろき」が好きだと思っていたので、その先のことについては何も考えていなかったというか、正直これでもう二度と会えなくなる可能性も含めた上で応援してたのです。
けれど、千秋楽を見させてもらって、大階段を降りている姿を見て、私が好きだったのは「七海ひろき」その人だったんだなぁと知りました。
この先のことはまだ分からないけれど、もしこの先も七海さんを応援する機会があるなら、これからも応援したいなと思ってます。
ps.職場の先輩に「先日退団したゆきなさんが応援してた人ってこの七海ひろきって人?」と聞かれた時には流石に真顔になりました!バレバレ!
終わります。