贔屓、七海ひろきさんの退団によせて
私のご贔屓、宝塚歌劇団星組、七海ひろきさんの退団が決まりました。
今日はずっと家のポストの前で、公式ホームページを見ていました。郵便局の方が白の封筒を投函したのを見た時、すんなりとそれを自分が受け入れたことに驚いています。
泣くかな、と思っていたけれど、まだ泣いていません。覚悟を決めすぎていたので泣きようがないです。今のところ。
お名前を出さない感じにしようとは思いましたがもうバレバレですし、なんといっても今公演で退団ですので、お名前を出しました。
昨日の記事で思うところを沢山書いたので、特に私が追加で言うことはないのですが、他のファンの方に比べて大した応援はできなかったけれど、私は自分に悔いのない応援の仕方をしてきたと思っています。だから自分の応援の仕方に後悔はない。今の、この瞬間の私が、七海さんと出会って、できることは全てやりました。
私は自分のしてきた応援に満足しています。
もちろん、寂しいし悲しいです。辞めてほしくなんてないです。
でも大好きで尊敬できて本当に本当に素晴らしい方である七海さんの新たな旅立ちとなるこの「退団」に、私があれこれ言う権利はないし、最後まで見送るのが私にできる最後の応援だと思います。
本当に大好きで素敵な方でした。トップではなかったけれど、いつだって私の中のトップスターは七海さんでした。私のオペラグラスは、ライトを浴びて中心に立っている方ではなく、暗闇の中で背を向けている七海さんを見ていました。それだけでも楽しかった。七海さんが舞台に立っているだけで幸せだった。
初めてできたご贔屓でした。七海さんのおかげでここまで宝塚が好きになりました。
本当に、本当に心から、感謝しています。
七海ひろきさん、宝塚に入ってくださって、ここまでタカラジェンヌでいてくださって、ありがとうございました。
どうか最後まで応援させてください。そして、七海さんにとって悔いのない舞台人生を全うしていただければ、ファンとしてこんなに嬉しいことはありません。